341位 The Smashing Pumpkins 『Siamese Dream』
90年代アメリカ・オルタナ界を牛耳り、いまも再結成して活動中のビリー・コーガン率いるスマパンの出世作。正統グランジのお手本とも言える音楽性もあって、後追いでこの時代を俯瞰するためにはふさわしいのか、安定した支持を得ている。
フー・ファイターズのデイヴ・グロールいわく、「ラウドなギターとラウドなドラムと絶叫ヴォーカル」とグランジを定義していたように、王道を行くグランジなのだけど、一聴すると、そのニルヴァーナとかぶる部分も多い。多いのだけれど、何かと情緒不安定だったカート・コバーンの無指向性に振り回されたあげく、ニルヴァーナが『In Utero』の彼岸にたどり着いたのに対し、コーガンの場合、分析と対策を講じた上でオルタナ・ムーブメントに乗っかり、その後は戦略的にスマパンを運営していった。
ブレイクするためには、単なる勢いだけではダメなのだ。メジャーで売るということは、市場のニーズも考えた上、計算した上ではみ出した部分も演出しなくてはならない。そういう意味で、スマパンのこのアルバム、それとこの次の2枚組『Mellon Collie and the Infinite Sadness』は丁寧に作られている。
ただ一緒にやり続けていると、何かと指示も細かそうだしめんどくさい人なんだろうな、というのは察せられる。生真面目なのはわかるんだけどね。
他のランキングは、次作『Mellon Collie and the Infinite Sadness』が、初版479位以降圏外。長いのが敬遠されたのかね。
前回341位はMoby 『Play』。今回は圏外。
342位 The Beatles 『Let It Be』
80年代から洋楽を聴いてきた者にとって、『Let it Be』の印象はあまり良いものではない。当時の名盤ガイドではこのアルバム、どれも「微妙な失敗作」という扱いだった。
リーダー面して仕切りたがるポール、ヨーコとベッタリでやる気ないジョン、「じゃない方」扱いに嫌気が差して力んだ三男坊ジョージ、そして、相変わらずマイペースのリンゴ。
そんなバラバラな人間関係で行なわれたセッションは冗長で収拾がつかず、膨大な未完成テイクの山だけが残った。それらをフィル・スペクターに丸投げして、どうにか形にした。
したのだけれど、独断で変なエコー入れたりストリングス足したりして、当初の構想とだいぶ違ってる。まぁメンバーもみんな無関心だし、ビートルズのアルバムだから、みんな買うんじゃね?もうアップルもEMIも、みんな投げやりだった。
そんな消化不良の『Let it Be』の出来を反省してメンバーは再結集、一丸となって最高傑作『Abbey Road』を作り上げ、有終の美を飾ったのだったー。ざっくり言えば、そんな経緯。
ポールのエゴと独断専行という周辺情報、不穏なムードと辛辣な口論が飛び交う同名映画のイメージが、『Let it Be』の音楽的評価を見えづらくしていた。タイトル曲をはじめ、「The Long And Winding Road」や「Get Back」というキラーチューンを擁しながら、「でもジョンが本気出してないし」というアンチ・ポール派の主張が多かったことも、不利な状況の一因だった。言っちゃ悪いけどポール、80年代はどスランプだったしな。
ビートルズ史上、最大の蛇足だった『Naked』はスルーして、風向きが変わったのが、当時の映像素材を再構成した映画『Get Back』の公開だった。「メンバーの仲はとにかく険悪で解散寸前だった」とされる定説を覆し、穏やかに談笑したり次回作についてのミーティングのシーンが新たに盛り込まれるなど、「実は深いところでは繋がっている仲間だった」という流れで構成されている。
ディズニー配給なので、あんまりネガティブな編集はできなかったのが察せられるんだけど、でも「ちょっと歴史の改変が大胆過ぎるんじゃね?」と、アラフィフの俺なんかは思ってしまう。ポールなんかとぼけた顔して「当時はあんな態度だったけど、カメラが回ってない時はヨーコも交えて普通に会話してた」って言ってそうだし。リンゴはいろいろ知ってそうだけど、その辺かしこく立ち回って、変にツッコミ入れないでスルーしてるし。
ルーフトップのライブ・シーンは手放しで絶賛してしまうとして、それでも近年の『Let it Be』のアゲ具合には馴染めない。アップルとディズニーの思惑が優先されてる感が拭えないのだ。
近年はソフトロックの先駆けとして再評価されているガロが、2枚目のスタジオ・アルバムで『Let it Be』をカバーしている。A面にはあの「学生街の喫茶店」が収録されているのだけど、当時はアルバム収録曲という扱いで、シングルB面でリリースした時は話題にならず、3枚目のアルバム・リリース時に時間差で火がついて大ヒットとなった、という経緯がある。
ちなみにこの2枚目、多分、曲が足りなかったのか、B面は洋楽カバーで構成されており、しかも日本語意訳詞を書き下ろしている。中途半端に手間かけてるな。
ちなみに同じビートルズで「Because」もカバーしているのだけど、あんな複雑なコーラス・ワーク、急造じゃ無理だって。なので、「Let it Be」の方がまだちゃんとしている。
前回342位はDepeche Mode 『Violator』。今回は167位。
343位 Sly & the Family Stone 『Greatest Hits』
スライは『暴動』が82位、『Stand!』が119位にランクインしているのだけど、『暴動』以前を総括したこのベストは大きくランクダウン。その辺は『Stand!』で大方済んじゃう、ってことなのか。初期のシングル中心に収録されているため、極端な話、『Stand!』よりはコッチじゃね?と勝手に思えてしまうのだけど。
ファンクどっぷりのスライを聴くなら『暴動』からで、ここに収録されているのはもっとポップス寄り、ほんとヒットメイカーとしての側面が強い。なので、これを後追いで聴いても正直ピンと来ない。
ヒット曲量産のプレッシャーで壊れてしまったスライが隠遁し、深刻なドラッグ禍と厭世感を拗らせた末、『暴動』に行き着くのだけど、そこに至る過程を辿る意味では、貴重な記録ではある。あるのだけれど、これ単体で聴いても単なるバブルガム・ポップなんだよな、俺的には。
60年代末のフラワー・ムーヴメントの風俗資料として、今後も語り継がれていくとは思われ、今後も何年かに一度くらいは小さいブームで再浮上するのだろう。ところで、いま何やってるんだスライ・ストーン。twitter見たらおととしで更新止まってんぞ。
前回343位はMeat Loaf 『Bat Out of Hell』。今回は圏外。邦題『地獄のロック・ライダー』。後年は俳優の仕事が多かったんだって。つい先日、コロナで亡くなった。R.I.P.
344位 Toots & the Maytals 『Funky Kingston』
名前は見たことあったけど、読み方までは関心のなかったトゥーツ&メイタルズのメジャー・デビュー作。その前からジャマイカではアルバム5枚リリースしているらしいけど、詳しいところは不明。
60年代くらいまでのポピュラー界あるあるで、リリース契約なんて言葉すらなかった時代、アルバムというのはシングルの寄せ集め主体だった。アーティストやミュージシャンの預かり知らないところで、レコード会社が勝手に選曲して勝手にリリースするものと相場が決まっていた。初期のビートルズやストーンズが編集盤が多かったり、英米で曲目が違ってたりするのも、そんな理由による。
ジャマイカの怪しげな零細レコード業者によって、タイトルとジャケットだけ差し替えて、適当に構成されていたアルバムを選りすぐって再構成したのが、この『Funky Kingston』。正直、アイランドが付けたタイトルも適当っぽいけど、レゲエという音楽を精製して万人向けにしようとすると、誰がやってもこんな感じに収まると思う。
か細く聴こえるアメリカのラジオ放送にかじりついていたジャマイカの半グレらは、真似ごとのリズム&ブルースから、スカ/ロックステディを生み出した。目まぐるしく激変する社会状況や政治体制を肌で感じた60年代のルードボーイは、そのリズムにラスタファリズムを取り入れて、リアルな現状を強く訴えた。
いま現在も、ここで奏でられる音楽のリズムは普遍であり、訴えている現状も変わらない。
それが問題なのだ。
前回344位はLou Reed 『Berlin』。今回は圏外。先日放送された「映像の世紀」の反響でヴェルヴェッツの株が爆上がりしている。このままソロも再評価なるか。日本限定だけど。
345位 Bruce Springsteen 『The Wild, the Innocent & the E Street Shuffle』
ディランのフォロワー的なデビュー作から一転、ジャズやファンクの要素を取り入れたことでバンドらしくなった、Eストリート・バンド本格始動とされる2枚目のアルバムが大きくランクダウン。いまも重要なレパートリーの「ロザリータ」が収録されてはいるけど、全体的にはコンセプトが定まっていなかったこともあって、デビュー作同様、地味な扱いである。
この次の『明日なき暴走』での「労働者目線の現状をリアルに語るアメリカン・ロック」はまだ確立されておらず、まだフォーク・ロック的なナイーヴさが残っている。なので、このテンションのままで進んでいたら、トム・ウェイツみたいになっていたかもしれない。
まだ痩せっぽちの冴えない詩人に過ぎなかった青年は、身の回りの日常を丹念に拾い上げ、いたたまれない想いを感傷的に綴った。先行きの見えない未来に光射すことはなく、おそらくどこへ行っても変わらない現実だった。
ステージで歌っている時だけは、日常のつまらなさから抜け出すことができた。それはバンド・メンバーも同じ想いだったのかもしれない。
刹那な熱狂と高揚感を追い求めて、ライブは長時間に及んだ。それは当時の観衆もまた、同じ想いだったのかもしれない。
ジョン・ランドゥと出逢い、スターダムを手にしてからも、時々、彼は内省的なアコースティック・スタイルの作品をリリースする。若き日の渇望感は、まだ完全に癒やされていないのだ。
でも、『青春の叫び』のようなアルバムをサウンドを、彼はもう作れない。あの年齢、あの状況でしか作り得ない、それははるか昔に潰えた夢だったのだ。
案外見つからなかったスプリングスティーンの日本人カバーだったけど、やっと巡り会えたのがUA。「Because the Night」はパティ・スミス寄りのアプローチだけど、常に背中にまとわりついている彼の無常感をうまくすくい上げている。
前回345位はTalking Heads 『Stop Making Sense』。今回は圏外。近年は初期アルバムが再評価されているヘッズ、『Remain in Light』以降のアルバムは地味な扱いだけど、『American Utopia』の好評で持ち直している。次回改訂時には、多分こっちが入ってくるんじゃないかと。
346位 Arctic Monkeys 『AM』
俺的に、ロキノンが推していた先入観もあって、今までほぼガン無視だったバンド:アークティック・モンキーズのアルバムが初登場。あくまでイメージだけど、「コールドプレイみたいなモンじゃね?」と勝手に勘違いしてた。なので、ちゃんと聴くのはこれが初めて。
4枚目のスタジオ・アルバムなだけあって、アンサンブルはこなていいる。スタジアム・バンドらしく、壮大なファンファーレを想起させるオープニング・ナンバーは、万人ウケが良い。
こんな風に書き進めているように、全然期待してなかった。お行儀よく破綻も少ない、典型的なコンテンポラリー・ロックだな、と。許容範囲内のワイルドさ、そしてポップ性。
後半に入ると、とんでもない思い違いだったことに気づかされる。まんまボウイ・リスペクトな「No. 1 Party Anthem」。元ネタモロバレだけど、うまく消化して自分たちの音に仕上げている。
そこからメロウな「Mad Sounds」に引き継がれ、最後まで聴いてしまう。ちょっとよそ行きな前半に比べ、後半は捨て曲がない。
音楽でも映画でも小説でもドラマでもマンガでも、単純な話、立ち止まらせない求心力、「この先どうなっちゃうんだろ」と思わせてしまう作品は強い。ちょっとお行儀良すぎるけど、UKロックはあなどれない。そう思わせてしまうアルバムだ。
他のランキングは、デビュー作『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』が第2版371位、以降圏外。まだ聴いてないけど、ちゃんと聴いてみよう。
前回346位はDe La Soul 『3 Feet High and Rising』。今回は103位。
347位 GZA 『Liquid Swords』
GZAと書いて「ジザ」と読む、ウータン・クラン重鎮のアルバムが初登場。「悪いヤツは大体友だち」を地でゆくオラオラ系の人なので、名前を知るのも初めて。
ウータン本体はいまのところ開店休業中らしく、それぞれソロ活動してるらしいけど、活動再開の噂は聞かない。こういった大所帯のラップ・グループが一枚岩なわけがなく、みんな「俺最強」って言ってる連中ばかりだから、まとまるはずもない。
多分、よほど何かの節目でもない限り、再結集するのは難しそうだし、表舞台に出られないメンバーもいそうだし。ただ裏方に回って成功しているメンバーもいるらしいので、今も威光を放つウータンというブランドをわざわざ終わらせることもない。おおむねそんな事情もあって、ウータンは解散はしない状態がずっと続いている。
典型的なギャングスタ・ラップなんだけど、ストーリー性を感じさせるセリフ・パートも挿入していたり、凝った作りになっている。ただ四半世紀も前の作品なので、俺が聞いてもラップ・パートに古さは見え隠れする。
全然ジャンルは違うけど、ケンドリック・ラマーの新譜と比べちゃうと、テクニカル面は隔世の感がある。
前回347位はPink Floyd 『The Piper at the Gates of Dawn』。今回は253位。
348位 Gillian Welch 『Time (The Revelator)』
2000年にリリースされたとは思えない、どシンプルでどストレートなフォーク・カントリー。楽器と言えるのはギターとバンジョーのみ、あとは長年のコラボレイター:デヴィッド・ローリングスとのダブル・ヴォーカル、またはコーラスのみ。
近年のカントリーはメインストリーム・サウンドと密接しており、ダンス・ポップ要素が強いアーティストが多勢を占める。その対極に、アメリカン・ロックやブルースから影響を受けたオルタナ・カントリーが位置しているのだけど、彼女の場合、そのどちらにもカテゴライズできない。
サウンド自体は伝統的なルーツ・カントリーなのだけど、取り扱っているテーマがアメリカのネガティヴな歴史を俯瞰したもので、リンカーン暗殺やタイタニック号の沈没やらエルヴィスの死やら、歌う内容は物騒なものばかり。どこにも属さない、それでいて厭世感を漂わせるわけでもない、いそうでいなかったアーティストである。
現在のトレンドとは違う時空で過ごし、そして歌い続ける彼女の歌を、日本で聴く機会は少ない。なので彼女の存在は知らなかったのだけど、俺的には結構引き込まれている。
歌うテーマはシリアスなのだけど、過剰に選民的な感じはない。英語ネイティヴじゃなくても、彼女の声とギターの響きは、確実に人の心を鷲掴みにする。
前回348位はMuddy Waters 『Muddy Waters at Newport 1960』。今回は圏外。ブルースの歴史的名盤なのだろうけど、さすがに殿堂入りだな。
349位 MC5 『Kick Out the Jams』
なかなかCD化されなかったこともあって気軽に聞くことができず、長らく伝説のバンドとされていたMC5のデビュー作。ライブ盤だったんだ、いま知った。
同世代のストゥージーズ同様、ガレージ・パンクの祖とされているのだけど、実際に聴いてみると、60年代末にしては音圧がハンパなく、むしろハード・ロック/ヘヴィメタの方がニュアンス的に近い。音質関係なく大音量で聴くサウンドだな。
鉄パイプでぶん殴るような暴力的なドラム、メタリカともタメを張る重いリフとフィードバック連発のギター、歌うというよりは怒鳴ってる、うまくはないけど押しの強いヴォーカル。ベースなんてほとんど存在感ねぇ。でもバンド・サウンドとして、なぜか成立しちゃっている。
ロックがまだ未分化だった時代、とにかく人よりデカい音、派手なパフォーマンスを追求してゆくと、こんな音になる。スタジオでの再現性なんてまるで考えてない、一回一回が真剣勝負のライブをデビュー・アルバムとしたことは、話題性も含めて好都合だったんじゃないかと思われる。
スキャンダラスな言動や轟音が伝説化して、肝心のサウンドについて触れられることが少ないバンドだけど、印象に残るギター・プレイは、もっと評価されてもいい。ただまだ聴いたことないけど、スタジオ・レコーディングはショボいんだろうな。ライブでは光るけど、スタジオではションボリしちゃうバンドの典型ではある。
他のランキングは2枚目『Back in the USA』が443位→446位と来て、今回は圏外。スタジオ録音なので試しに聴いてみたところ、どうにも中途半端だった。そう考えると同時代のZEPってすごかったんだな、って改めて思う。
前回349位はJay-Z 『The Black Album』。今回は155位。
350位 Stevie Wonder 『Music of My Mind』
若造となめられていたこともあって、長らくモータウンの管理下で創作の自由を奪われていたスティーヴィー、成人したのを機に、法的手続きやら著作権管理事務所設立やらを一挙に抜かりなく行ない、晴れて自由の身となる。そこからスティーヴィー無双の時代が始まるわけだけど、これはその2作目。
ファンク・ブラザーズによるお仕着せのポップ・ソウルから一転、当時新進気鋭だったムーグ・オペレーター:マルコム・セシルとロバート・マーグレフの3人でスタジオに篭り、ニュー・ソウル時代を象徴する名曲を量産することになる。それまで抑圧されていたのが一気に噴出したおかげもあって、どの曲もありったけのアイディアをぶち込んでおり、カロリーは非常に高い。
で、久しぶりに聴いて思ったのだけど、そのカロリーの高さが時に胃にもたれてしまう感もある。どれもクオリティは高いのだけど、メインディッシュばかり次々に出されるので、ちょっと疲れてしまう。
そう考えると、緩やかなコンセプトでまとめられた『Talking Book』以降の3部作は、ストーリー性もあって聴きやすいんだよな。やたらめったら詰め込んだ感のある『Music on My Mind』は、収録時間を短いんだけど、そんなに聴かない。
このアルバムについては昔レビューしているので、詳しいところはこちらで。
例えば「Girl Blue」なんて、シンプルなピアノ・バラードで良かったんじゃね?と改めて思えてしまうのだけど、でもTONTOのような最新ツールがあったからこそ、創作意欲が掻き立てられたのかもしれないし、いろいろ想像できてしまう。
例えば「Girl Blue」なんて、シンプルなピアノ・バラードで良かったんじゃね?と改めて思えてしまうのだけど、でもTONTOのような最新ツールがあったからこそ、創作意欲が掻き立てられたのかもしれないし、いろいろ想像できてしまう。
海外シティポップ方面でも地味に人気の高いしばたはつみが、「Another Star」をカバー。比較的原曲に忠実なアプローチなんだけど、あのスティーヴィーの自由奔放さに加え、さらに自らの解釈で歌い切ってしまうところは、やはりヴォーカリストの地力なんだろうな。
前回350位はYardbirds 『Roger the Engineer』。今回は圏外。3大ギタリストって括るのは日本だけなんだって。知ってた?