Talking Heads

好きなアルバムを自分勝手にダラダラ語る、そういったゆるいコンセプトのブログです。

イーノがいなくたってやっていけるじゃん - Talking Heads 『Speaking in Tongues』

folder 1983年リリース、Talking Headsの5枚目のアルバム。問題作呼ばわりされた『Remain in Light』から2年ぶりに制作されたアルバムのため、ちょっと影は薄い。しかも、この後に今でも名作として語り継がれているライブ・アルバム『Stop Making Sense』があり、そこではオリジナルを凌駕したと評されるダイナミズムあふれるライブ・ヴァージョンが披露されているため、ますます分が悪い。そこで前期のキャリアに一旦区切りをつけてからの『Little Creatures』なので、ほんと存在感は薄い。
 その『Little Creatures』がまたセールスを大きく伸ばしたので、あんまり売れてないんじゃないかと思われがちだけど、チャート的にはUS15位UK21位と、中堅ニュー・ウェイヴ・バンドとしてはまずまずの成績を収めている。
 ここ日本においても、「ミュージック・マガジン」界隈で強くプッシュされていたのが功を奏したのか、オリコン最高72位と微妙にチラッと顔を出している。シャレオツでトレンディなカフェ・バー文化の片棒の端っこくらいは担っていたおかげもある。

 大方のHeadsファンの認識通り、この『Speaking in Tongues』、3作に渡って続けられたプロデューサーBryan Enoとのコラボ解消を経ての作品なので、サウンド的にも過渡期的な位置付けで受け止めてる人が多い。前作で極めつくしたアフロ・ファンクのテイストを残しつつ、メロディに比重を置いたホワイト・ファンクは、彼らのオリジナルなアイディアにあふれているのだけれど、熱心なファンでさえ前作の勢いで売れただけと思ってる人も多い。実際、俺もそんな風に思っていた。
 ニューヨークの文化系ガレージ・バンドからスタートして、歌メロに光るものがあったのにもかかわらず、コンセプチュアル・アートへの憧憬が深いByrneと、イギリスの変態グラム・バンド出身の楽器のできないプロデューサーEnoとの出会いは、当初から強烈な化学反応を起こし、次第にアフロ、ファンク色が強くなり、現代アートの様相すら帯びてくるようになる。次第に基本リズムはカオティックに暴力的になり、サポート・メンバーの方が多くなって、バンドとしてのアイデンティティは霞んでゆくようになる。
 そんな経緯をリアルタイムで見てきた現役世代なら、このアルバムのサウンドは聴きやすいけどどこか物足りなく感じてしまうのも事実。俺のように『Little Creatures』や『Stop Making Sense』から注目し始めた後追い世代的には、『Naked』の前、最後から2番目くらいに聴けばいいんじゃね?的なスタンスのアルバムである。

Heads

 以前『Little Creatures』のレビューで、David Byrneの本質は「どこにでもいる普通の人である」と書いたけど、そこにもうひとつ付け加えて、「傍観者的なスタンスの人」なんじゃないかと思うようになってきた。
 これまでもアフロを始めとしたワールド・ミュージック関連、または現代音楽など様々なジャンルを渡り歩いてきたByrne。どの作品もそれなりに器用に演じているように見える。Heads解散後にコラボしたアーティストは数知れず、そのどれもが評価は高く、そつなくこなしてるように映る。映るのだけど、どこか不定形、どんな色にもすぐ染まるけど、元の色が何なのか、ていうかこの人、自分の主張やらメッセージなんてのは果たしてあるのかどうか―。
 彼としては、自分の異質な部分が他者とのかかわり合いに齟齬をきたし、そういった自分に馴染めずにいる期間が長かった。エキセントリックなパフォーマンスに身を投じたりアーティスティックな活動に専念したりなどして、すべてが好評というわけではなかったけど、そのうちの幾つかは高い評価を得て、坂本龍一と共にアカデミー賞を授賞したりもした。
 それでもどこか違和感は拭えない。完全にアバンギャルドの方面に足を突っ込むのにも抵抗がある。時々はギター1本の弾き語りスタイルでステージに立つのも、その表れだ。

 結局のところこの人、根っこは至って「普通の人」である。ちょっとめんどくさい表現だけど、「アバンギャルドに憧れてる普通の人だけど、そういった面もちょっとは持ってる人」というのがByrneを評するのには正しいんじゃないかと思う。
 実際、Enoを始めとしたその筋の人たちにも評判は良いし、最近ではポップのフィールドであるSt. Vincentとのコラボも記憶に新しい。Byrneとコラボしたがる誰もが、ちょっとエキセントリックなポップ・スターとしてのDavid Byrneをイメージしており、筋金入りの前衛音楽家としてのByrneを求めているわけではない。異質な中の普通の要素、オーソドックスな中の前衛的な部分に惹かれるからこそ、世界中のアーティストがこぞってオファーするのだ。
 見た目からして飄々とした趣きなので、小手先でなんでも器用にできちゃいそうに思われがちだけど、基本どの作品においても共通するのは微かな違和感、ここじゃない感だ。アフロ・ビートにもブラジル・ミュージックにも映画音楽にも現代音楽にも普通に溶け込んでいそうだけど、そのアクの強いヴォーカルは確実にどのサウンドからも浮いており、一聴して「あ、Byrneが歌ってる」とバレてしまう。匿名性とは極めて無縁の人なのだ。
 なので時々、ヴォーカルを入れないインストに走ってしまう時もあるのだけれど、これがまた総じてつまらない。基本は至って「普通の人」なので、記名性が薄いサウンドだと、存在そのものが消えてしまう。「ラスト・エンペラー」だって、騒がれたのはほとんど坂本龍一だったし。

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 そうなると、Byrneにとって一番しっくり馴染むサウンドは何なのかと言えば、今でも時々行なっているギター1本による弾き語りスタイル、またはシンプルな3〜4ピース構成のバンド・スタイルということになる。なんだ、それじゃただのHeadsじゃん、ということになってしまうのだけど、結局はそこに行きついてしまう。できるだけ過剰なアレンジは施さず、楽曲の基本構造をむき出しにし、その特異性のあるヴォーカルを最大限活かせるスタイルが、彼の音楽性を最もダイレクトに伝える手段である。
 旧来のシンガー・ソングライター的に、流麗で整ったメロディ・ラインを書くわけではないけど、今でもレパートリーの定番である”Heaven”はわかりやすい名曲だし、実際このアルバムの中にも、強力なリズム中心のアレンジに隠されてはいるけど、ギター1本で成立する楽曲は含まれている。
 そのアレンジを引っぺがして残るのは、それこそByrne特有のオリジナリティあふれる楽曲たちである。時系列に捉われないライブのセット・リストは新旧様々な配列であれど、ほとんど違和感がない。
 結局のところ、この人は何も変わってない。どれだけ周囲の環境が変化しようとも、確実に変わることのない表現衝動の硬いコアがあるのだ。

 で、このアルバム、これまでとサウンドは似てるけど、Enoの不在ということが大きく影響している。前回同様、サポート・ミュージシャンは多く、特にBernie Worrellなんかは相変わらずドヤ顔で弾きまくってるけど、これまでよりは大きくフィーチャーされておらず、バンドのシンプルな構成がわかりやすいセッティングになっている。
 これまでEnoの仕切りだと、すべてのパートがサウンド構成のパーツとして扱われ、彼主導によるカオティックなミックスによって、大きなグルーブ感を演出していた。そうなるとテクニック的には分が悪いHeadsらのプレイは埋没してしまい、バンドとしてのアイデンティティが希薄になってしまう弊害があった。ここではバンドによるセルフ・プロデュースになっているので、方法論的には一緒だけど、ベクトルは全然違っている。
 これまでは大まかなコード進行だけ決めたジャム・セッションを行ない、延々と回し続けたテープの中からおいしいところをつまんで編集技で仕上げるという手法だったのが、今回はByrneがある程度しっかり楽曲の骨子を作ってからスタジオ入りするやり方に変わっている。まずは基本メンバーのみでベーシック・トラックを作り、そこにサポート・メンバーのエフェクト・プレイを足してゆくプロセスを経ているので、仕上がりが違うのも当然である。

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 呪術的なグルーブ感を想起させるポリリズミックなアフロ・ビートは、特にミニマル傾向の強いEnoにとっては狙い通りのサウンドだったのだけど、それはあまりにアクが強すぎて、ポップ・ミュージックとしては冗長すぎる面があった。なので、そこら辺を改善して、今回はもっとソリッドにコンパクトにまとまったホワイト、ファンクが展開されている。
 ニュー・ウェイヴの流れから生まれたHeadsメンバーのチープな音色と、手練れのセッション・ミュージシャンらによる太く安定したサウンドとのギャップが激しかったのがEno時代だとしたら、ここでのHeadsのメンバー達は地にしっかり足をつけてプレイしている。
 なので、強いリズムに流されない、独自のホワイト・ファンクの発展形がここにはある。Enoでもサポート・メンバーでもなく、ここでしっかりイニシアチブを握っているのはHeads達自身である。

 このセッションでアイデンティティを取り戻したHeads達、Enoと創り上げたフォーマットでの完成形は取り敢えず見えたので、次は新たなフォーマットを独自で見つけ出すこと。極力サポートも入れず、DIY精神に基づいたサウンドの構築。
 そこで生まれたのが『Little Creatures』である。


Speaking in Tongues
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Talking Heads
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1. Burning Down The House
 ビルボード最高9位にランクインしたHeads最高のヒット曲。え、これが一番なの?と思ってしまうけど、データとしてはこれが最高位をマークしている。シングル・ヒットにしては渋すぎる感触。
 ここでシンセで参加してるWally Badarouはイギリスのジャズ・ファンク・ポップ・バンドLevel 42のメンバー。白人でここまでシンセをファンキーに弾きこなす人はなかなかいない。セッション自体はHeads中心の仕切りだったけど、Badarouの参加はかなり刺激になったんじゃないかと思われる。Jerry Harrisonはあんまりいい顔しなかったと思うけど。



2. Making Flippy Floppy
 どこか未来的、フューチャー・ファンクを思わせる、ほとんどワン・コードで押し通すHeads流ホワイト・ファンクの完成形。かつてJBが”Ifeelgood”で提起したファンクの原型は時を経て様々な傍流に枝分かれし、ここにたどり着いた。
 予測不能なジャム・セッションではなく、きちんと隅々までシミュレートして構築された、冷たい汗がほとばしる頭脳型ファンク。間奏のギター・シンセの音色は遠いアフリカの漆黒の夜、猛り狂う猛獣達の雄叫びを連想させる。

3. Girlfriend Is Better
 ここでのTina Weymouthのベース・プレイはもっと評価されてもいいんじゃないかと思う。女性ベースでここまでボトムの太いビートをかませる人はなかなかいない。何しろTom Tom Clubの一翼を担った人なので、独特のリズム感については知られているけど、この曲の重厚感に一役買っているのは、間違いなく彼女。
 後半アウトロの延々続くシンセ・エフェクトも、ドロッとしたグルーブ感の塊が無造作に投げ出されている。



4. Slippery People
 『Remain in Light』のサウンド・フォーマットでありながら、そこからアクの強いサポート陣を抜いた構成のナンバー。その名残りなのか、ミニマル・コーラスに呪術的なアフロ・テイストが残っている。
 強力なサポートを抜いたベーシックなバンド・セッションにおいても、これだけグルーヴィーなスロー・ファンクをプレイできるのだから、当時のバンドの成長が窺えると共に、アマチュアリズム漂うニュー・ウェイヴの香りがすっかり消し飛んでしまっているのも事実。
 彼らはもう、立ち上がった頃よりもずっと遠いところまで来てしまったのだ。

5. I Get Wild/Wild Gravity
 これまでよりもメロディの力がが強くなり、次作『Little Creatures』路線の萌芽が垣間見えてくるナンバー。強靭で揺るがないリズムに紛れてしまっているけど、こういったセンチメンタルな作風もまた、Byrneの別の側面である。マイナー・コードを多用しながらもウェットにならず、ドライな質感を保っているのは、人よりフォーカスがちょっとズレている彼の声質によるもの。
 ベタにならないというのは、それだけでひとつの個性だし、他人が歌ったHeadsのカバーがどれもしっくり来ないのは、やはりオンリーワンの人だから。

6. Swamp
 タイトル通り、泥臭いブルースが基本構造なのだけど、それが全然泥の香りがせず、むしろスタイリッシュに聴こえてしまうのがByrneの持ち味。Chris Frantzのドラムはアタック音が強いけど響きが軽いのが特徴で、コッテコテのファンクやブルースが苦手な人にとっては、そこがいい感じに聴きやすくなっている。
 Byrne自身もまた、もともとソウル成分の少ない人なので、ある程度の完成形をシミュレートして作られたサウンドは非難されることも多いけど、文科系視線での研究成果として、ベタなファンクよりは面白く聴ける。予定調和だけが完成形ではないのだ。

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7. Moon Rocks
 わかりやすいギター・カッティングから始まるライトなファンク・チューン。このアルバムの中では軽いタッチだけど、ミニマルなナチュラル・トーンのギターがファンクの真髄を象徴している。
 後半に進むにつれ、バンドのプレイが熱くなってゆくのがわかる。基本はみんなクレバーだけど。

8. Pull Up The Roots
 ここで再びTinaのベースが全体をリードしている。Chrisのプレイは基本ジャストなリズムなので、こうして聴いてみると、土台のリズムが磐石であるがゆえに、エキセントリックなByrneの奔放なプレイが光るのがわかる。
 素人くささが売りであるニュー・ウェイヴ系バンドが多い中、Headsというのはオーソドックスな部分でも頭ひとつ抜きん出ている。やっぱ売れてるバンドは違うよな。

9. This Must Be The Place (Naive Melody)
 第2弾のシングル・カット。US62位UK51位はまぁこんなところ。次作の予告編とも言える、歌心にあふれたメロディ・ラインとシンプルなバッキングが展開されている。ギター・プレイもファンクというよりはすでにロックのリズムに移行している。
 これまでのディープなリズムに食傷気味になっていたのか、それともシングル向けにキャッチーなラインを考えたのか、ボーナス・トラック的にポップ・チューンに仕上げており、このアルバムのテイストと微妙に違っている。なので、ラストに持ってきたのは正解。






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もっと偉ぶってもいいのに軽く見られちゃう人たち – Talking Heads 『True Stories』

folder 1985年発表のアルバム『Little Creatures』 は、これまでのヴァーチャル・エスノ・ファンク路線から一転、シンプルなポップ・ロック・サウンドに原点回帰することによって、いわゆる意識高い系が多かったファン層が一気に一般ユーザーへと拡大し、チャート的にも健闘、特にアメリカ以外での売り上げが好調だった。
 当時のアメリカ・オルタナ系としては珍しく、シングル・チャートでも存在感をアピールできたTalking Heads、これまでは評論家ウケの良いサウンドや、映像的に高い評価を受けた映画(『Stop Making Sense』)によってスノッブなイメージが先行しており、レビューでの点数は高かったけど、肝心のセールスにはなかなか結びつかなかった。で、ようやく安定したポジションを獲得することができたのが、このアルバムである。

 特に日本では、ミュージック・マガジンを始めとする選民的なメディアでの取り上げ方によって、長い間、『通好みのバンド』として認識されていた。情報源と言えば、雑誌かラジオくらいしか手段のなかった時代である。
 特に話題となったのが『Remain in Light』、あまりにサウンド至上主義にこだわりすぎたあまり、バンドの存在感が希薄となり、これが純粋なバンド・サウンドと言えるのかどうか、今野雄二と渋谷陽一が雑誌上で熱いバトルを繰り広げていた、というのは、後になってから知った話。

 そういうわけでTalking Heads、日本ではそういった評論家たちの机上の空論に振り回されるがあまり、「わかる奴にしかわからない」「で、わかってると思い込んでる奴は、わかってるつもりなだけ」という、にわかな洋楽ファンにとっては敷居の高い存在になってしまっていた。
 80年代ロックの名盤として、ほぼ必ずといっていいほど『Remain in Light』がノミネートされていた時期があり、よって、名が示すような「頭で聴くバンド」としてのイメージが強く残ったことは、バンドとしても不幸だった。ロックを「勉強」「理解」するための必聴アイテムとして取り上げられることは、まぁレーベル側としては宣伝となって良かっただろうけど、そういった聴かれ方はByrneを始め、バンドの誰もが望んでいなかったはず。

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 内向きのムラ社会のみで評価されることから一歩先へ進み、もっと開かれた世界で受け入れられることを望み、それが最も良い形で叶えられた傑作『Little Creatures』で、その路線を推し進めて、更なる大衆性を獲得しようとしたのが、この『True Stories』。
 実はこのアルバム、一般的に思われてるようなサウンドトラックではなく、正確には「監督David Byrneが制作した映画をモチーフとしたオリジナル楽曲集」である。こうしたスタイルのアルバムで代表的なのが、The Who製作による『Tommy』。これも当初製作されたバンド4人でのオリジナル・アルバムが大ヒットを記録、そこから派生した映画なのだけれど、劇中ではWhoの曲を各演者が歌っており、なのでサントラは別にある。
 そういえばPrinceの『Batman』も、厳密な意味ではサントラではない。こちらの経緯はちょっとめんどくさくなるので、こちらのレビューをご参照の上。

 前作『Little Creatures』でメンバー4人の結束力をテーマとした結果、積極的なカントリーの導入など、純粋なアメリカ白人音楽のルーツへと回帰したTalking Heads、今作『True Stories』では、さらにその傾向が強くなっている。
 ごく普通の人々が営む、ごく普通の生活の中のちょっとしたズレ、ささやかなエピソードを丹念に拾い上げて映像化した作品なので、それにはまる音楽というのは必然的に最大公約数、普通のアメリカ人が日常的に聴いているジャンルということになる。みんながみんな、One Directionや Rihannaばかり聴いてるわけではないのだ。
 日本においても、誰もが口ずさめるヒット曲と最新のオリコン・シングル・チャートでは、その様相がまるで違っているように、アメリカの場合も同様である。メインの総合チャート以外にも、カントリー&ウエスタン・チャートもあれば、クリスチャン・ミュージック専用のチャートだってある。特に一般的なWASPが日常的に聴いているのは、こうした人畜無害、脱臭済みの音楽がほとんどなのだ。それは大きな刺激はないけど、日々の癒しや郷愁を掻き立てる要素が詰まっている。

 様々な音楽的変遷を経た末、最終的には自分たちの血肉となっている物から自然に湧き出て来たものを、ストレートに形にしたTalking Heads、特にフロントマンである Byrne にとって、こういった音楽スタイルに帰結したことは、必然のように思える。 
 NYのアート系ガレージ・バンドからスタートして、偉大なる詐欺師Bryan Eno との出会い、そこから始まったアフロ~ファンク・リズムの追求、バンド側の意思とは違うベクトルでの肥大化、もはや誰も制御不能のカオスに陥った末、バンドは空中分解、そこで一旦踏みとどまり、各々ソロ・プロジェクトにてリフレッシュ―。そういった経緯を踏まえてようやく辿り着いたのが、この等身大のサウンドである。
 以前のように、斜め上のロック・ファンをアッと驚かせるような仕掛けはないけど、メンバー4人それぞれが対等の立場のバンドとして、DIY精神に則ったかのように、自分達で賄えることは自分たちで行なっている。極めてオーソドックスなサウンドながらも、初心に戻ることによってガレージ・バンド的な要素がよみがえり、それでいて熟練も加わることによって、ソリッドにまとまった。外部プロデューサーやサポート・ミュージシャンらに丸投げするのではなく、あくまで自分たちで鳴らすことのできる音を素直に出すことによって、冗長気味になりつつあったサウンドはコンパクトになった。音のインパクトは薄れたけど、余計なデコレーションがなくなった分、そのメッセージはダイレクトに、多くのリスナーの耳に、また心に届いた。
 
 と、誰もが思っていたはず。そう、Byrne 以外は。
 
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 せっかくの力作・話題作にもかかわらず、大々的なツアーは行なわれなかった。Byrne の体調的な問題もあったらしいけど、まぁ他にもバンド内での衝突もあったんじゃないかと思われる。せっかくバンドの結束力が高まった頃だったというのに、ほんと惜しい。
 この路線を継続して行なってゆけば、 まぁ音楽性からしてビッグ・セールスは無理にしても、小さくまとまったR.E.M.くらいのポジションまでは行けたんじゃないかと思う。
 でもそれよりもByrne、これ以降も音楽的な変遷は続き、次回は享楽的かつ刹那的なラテンのリズムへ向かうことになる。


True Stories
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1. Love For Sale
 ポップなガレージ・ロックといった感じの、彼らにしては非常にキャッチーなメロディのナンバー。ある意味、Talking Headというバンドとしての到達点のサウンド。オルタナティヴとポップ・サウンドの奇跡的な融合、とは言い過ぎかな。それくらい、俺的には好きな曲。
 当時はMTVでもヘビロテされており、このPVを見てファンになった人も多いはず。人気投票では必ず上位に入っているというのに、なぜか当時のチャート記録がない。そんなに売れなかったっけ?
 


2. Puzzlin' Evidence
 で、何故か3枚目のシングル・カットとしてリリースされたのが、この曲。USメインストリーム・チャートで19位と、これまた微妙な成績。ここではメロディよりもリズム隊がメイン、つまりはByrneのヴォーカルもサウンドのパーツの一部、リズム・セクションとややゴスペルがかった女性コーラスが際立っている。ホワイト・ゴスペルとでも言えばわかりやすいかもしれない。
 でも、どうしてこれがシングル・カット?

3. Hey Now
 『Little Creatures』に入ってても違和感がない、ポップでリズムが立っててキュートな曲。アフロ・ビートがエッセンスとして使われており、それでいてWASPのテイストが基調なので、これまでのTalking Headsサウンドの進化形とも言える。
 なぜかオーストラリアとニュージーランドでシングル・カットされており、65位・45位と、こちらも微妙なチャート・アクション。

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4. Papa Legba
 同じくアフロ・ビート使用だけど、こちらもはもっとディープに、祝祭的な雰囲気漂う、やや怪しげなムードの曲。中盤でオフ気味で遠くから鳴っているByrneの雄叫びがニュー・ウェーヴ的。こうやって書いていると『Remain in Light』的な楽曲のように思われてしまうけど、一聴してまったくの別物であることは理解できるはず。
 Enoプロデュース時代の暴力的とも言えるリズムが、Byrneにとっては自由奔放すぎて制御不能だったことに対し、ここでのリズムはあくまでByrne主導で統率され、バンド本体の演奏との親和力が強い。強いリズムに振り回されることのない、バンドの強靭な基礎体力こそが成長の証だろう。

5. Wild Wild Life
 ファースト・シングルで、US25位UK43位と大健闘。PVの鮮烈さが最初にインパクトを与え、そして純粋に曲の良さが評価されて後年までファンに愛された、非常に幸せな曲。
 ニュー・ウェイヴ出身者の場合、チャート・アクションが好調だと古株ファンからの不興を買う場合が多いのだけれど、彼らについては何となく許してしまう、微笑ましい雰囲気が漂っている。
 


6. Radio Head
 「あのThom Yorkeに影響を与えた」、ただこの一点だけで広く世に知られている曲。ただ同時に、肝心の曲の内容はあまり知られていないという、逆に不幸な境遇の曲でもある。『Little Creatures』フォーマットを使用した、カントリー風味の強いポップ・ロックだけど、これがどうしてこうしてどうなったらRadioheadのサウンドになるのかは、いまいち不明。
 なぜかUKではシングル・カットされ、最高52位にチャートインしている。

7. Dream Operator
 ピアノとリズムによる、ミニマル要素の非常に強い曲。前奏が長く、なかなか歌が始まらないのだけど、1分20秒ほどすると、いつものようにタイトでエモーショナルなByrneのヴォーカルが入る。
 ややニュー・ウェイヴ要素が強いが、やはり『Little Crearures』効果なのか、カントリー・テイストの強いポップ・ロックに仕上がっている。

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8. People Like Us
 やや”Road to Nowhere”に間奏のギターなどが似ているけど、まぁそれはあまり大きな問題ではない。今作の特徴として、「カントリー&ウェスタンを吸収したニュー・ウェイヴ・サウンド」というのが大きなテーマの一つとなっており、実際『Little Creatures』との親和性が高い曲が多くを占めている。スティール・ギターやフィドルの入ったナンバーなんて、以前の彼らからは想像もつかない。それでも日和ったように聴こえないのが、Byrneのしゃくり上げるようなヴォーカルの力。

9. City Of Dreams
 最後はもう少し80年代ロック・テイストに。ラストに相応しい美しい旋律と堂々と風格のあるサウンドに仕上がっている。これまでよりもリズムが立っているし、Byrneのヴォーカルも程よく抑制されてサウンド、メロディを聴かせるようになっている。






 アルバム・リリース後、やはりByrneが拒否権を発動し、ツアーは行なわれなかった。もちろん他のメンバーらは不満を表明したが、もはや誰もその流れを止めることはできなかった。既にバンド自体が賞味期限を迎え、あとは終焉のタイミングを待つばかり、ということを理解していたのだろう。

 最後まで自らのサウンド追求に熱心だったByrne率いるTalking Heads、次に彼らが飛び立ったのはパリ、そこでなぜか純粋なラテン・ミュージックをテーマとして選び、最後のアルバム『Naked』を制作することになる。


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あやつり人形じゃないことを証明した、DIY精神あふれる傑作 - Talking Heads 『Little Creatures』

 talking heads_little creatures1985年リリース、6枚目のアルバム。US最高10位UK最高6位。ちなみに日本でも最高59位という記録が残っており、この手のバンドとしては、結構売れた方である。確かにPVや雑誌の露出は多かったと記憶している。
 ちょっとセオリーを外したアート系のアーティストやアルバムが、アメリカ本国よりウケが良いのは、『Pet Sounds』あたりから続く、イギリスの伝統。

 インタビューでの発言や、解散後の地道な活動から見て、知的というよりはむしろ天然系と評した方が良さげなDavid Byrne、もうキャリアもそれなりに長く、セールス・作品のクオリティとも、それなりの実績を上げているにもかかわらず、なんかイマイチ評価が薄い、というか、大物感があまりない。
 もともとあまり偉ぶらない人なので、マイナーなイベントやフェスにも積極的に参加するくらいフットワークが軽いのだけれど、あまりに気軽なので、レア感が薄いというか、若手からのリスペクトも薄いような印象が強い。一応、長年の功績は認められており、Hall of Fameにも呼ばれるほどの人なのに、である。

 パンク~ニュー・ウェイヴ・ムーヴメントの発信源として、派手に隆盛を極めていたロンドンに対し、地味なアングラ系が多いと思われがちなニューヨークのミュージック・シーンだけど、あながち間違ってはいない。ヒッピー幻想の終焉と入れ替わりのベトナム戦争の長期化が災いして、何とも形容しがたい陰鬱と混沌、正体不明の閉塞感が蔓延していた。
 そんな中で地道に活動していたのが、Talking Headsである。デビュー間もなくは、ごくごく平均的なフォーマットのパンク・バンドだった彼らだけど、じきに大きく飛躍するチャンスを与える人物が現れる。
 その名は、Bryan Eno。

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 歌うことも楽器を弾くこともなく(できず)、ましてやまともな作詞・作曲もできないのに、いつの間にか音楽業界に潜り込み、気づいた時には大御所ステージにまで上り詰めた男である。
 デビューのきっかけとなったRoxy Musicでは、「テープレコーダー担当」という出まかせのポジションを獲得、David Bowie張りのキッツいメイクでステージ上で踊りまくる、という、少なくともサウンドとはまるで関係ない、エキセントリックなパフォーマンスを行なっていた。脱退後は、まぁ言ったもん勝ちだと思うけど、退屈なシンセ和音を独りよがりに延々と鳴らし続けた冗長なインストに、「環境音楽」という、これまたいかにも「らしい」コンセプトを掲げて、アルバムを量産。自称スノッヴな連中の自尊心をくすぐるような活動を展開した。

 こうして書いてると、とんでもなく胡散臭いサギ師っぽく思えてしまうけど、何でも突き詰めていけば、その筋で一流になってしまうのは、致し方ないことである。きちんと客観的に身の振り方をわきまえて、流行の臭いを嗅ぎつけてすぐさまツバをつけてゆくところなど、秋元康並みにスゴイ、と認めざるを得ない。若手の有望株にうまく取り入って、プロデュースと称して気分次第で好き放題なことをそれっぽく語り、うまくブレイクしたら「おれの手柄」っぽく振る舞う男である。
 うん、やっぱり秋元康っぽい。

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 そんな彼が興味を持ったのが、単なるアングラ・シーンからメジャーへ進出しつつあったNYパンクのアーティストである。何となくモノになりそうなバンドをいくつか寄せ集めて、コンピレーション・アルバム(『No New York』)を作る。大して売れないのはわかりきっている。これ自体で儲けるつもりではない。これは単なるアドバルーン、センセーショナル話題作りでマス・メディアに取り上げられてもらうことが目的なのだ。
 その中で、こいつらなら俺の意のままに操れそう、とEnoが選んだのが、Talking Headだった、という次第。

 そんな彼ら、この後は高い評価を得た『Remain in Right』をある種の終着点として、Enoとのコラボレーションは発展的解消の途をたどることになる。Enoが得た名声と高評価とは対照的に、あまりに見返りの少ないバンドの評価、そして増大するプレッシャーももちろんだけど、あれこれ突拍子もない指示を出すEnoに対して、ほとほと愛想が尽きたのだろう。
 その後、彼らの活動ペースは急激に落ち、集大成とも言えるライブ映画、それに伴うサウンドトラック(『Stop Making Sense』)を作ったあと、『Remain in Right』の搾りカスのようなアルバム(『Speaking in Tongues』)を作り、それぞれが長期休養に入ったり、Tom Tom Clubを始めたりする。
 
  特にギミックに凝ることもない、楽しく踊れる音楽をコンセプトにしたTom Tom Clubが高セールスを記録したことによって、メンバー4人とも気づいたのだろう。
 次はゲストを入れず、4人だけのアルバムを作ろう。
 何の装飾もギミックもない、ただ「歌」のためにある『普通』のアルバムを。
 それが、この『Little Creatures』である。


Little Creatures
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1. And She Was

 ちょっとフォーク・ロック調の3枚目のシングル。US54位UK17位。Byrneのヴォーカルも、気が抜けてリラックスした印象。
 前作まで、神経症的なカン高い声を無理して張り上げていたが、「Hey,Hey」のかけ声も、どこか牧歌的でおだやか。
 バンド4人で顔を突き合わせ、ヘッド・アレンジで練り上げた曲なのか、後半のChris Frantzによるドラム・ロール、Byrneがかき鳴らすギターも楽しそう。セッションの楽しさが凝縮された曲である。



2. Give Me Back My Name
 前半がややEno臭さの残る曲。
 リズムもややオルタナっぽさが残っているけど、これまでTalking Headsでは使われたことのない、スチール・ギターの響きが全体を和ませている。
 サビに入るとカントリーっぽいメロディーが展開する、ライブ映えしそうな曲。

3. Creatures Of Love
 ほぼタイトル・ソングであり、アルバム全体の流れを象徴した、ややファンクっぽいギターをバックに、やはり楽しい曲。何ということもない曲だけど、やはりクセになってリピートしてしまう魔力を持つ、アルバム・ジャケットそのまんま、ファニーな曲。



4. The Lady Don't Mind
 UKのみシングル・カット、最高81位まで上昇した、先行1stシングル。Eno時代は付け焼刃的なファンク・リズムのミスマッチ感が、ニュー・ウェイヴ的なサウンドとして相乗効果を醸し出していたけど、ここでは「ちょっとヘタでもいいから自分たちでやってみよう」というバンドの意思が結実した、Talking Headsの進化形態とも言えるナンバー。
 評論家受けの強かったEno時代を真っ向から否定するのではなく、消化・吸収した上で自分たちのオリジナリティを確立し、ライト・ユーザーがラジオで聴いても好感を持たれる曲を作り上げた。
 サビのホーン・セクションと、Byrne+バンド・コーラスとのコール&レスポンスが最高。



5. Perfect World
 ややスタンダードなロック調。ギター・カッティングがPoliceっぽい瞬間がある。サビに入ると再びスチール・ギターが出てきて、普通のミドル・テンポが和んだ感じになる。

6. Stay Up Late
 Jerry Harrisonのキーボードから始まる、意外に珍しい曲。Jerryが終始リードを取っており、ちょっとひと昔前のニュー・ウェイヴ調。
 中間辺りでEnoっぽさが出ているけど、そこまで強いわけでもなく、エッセンス程度。やはりバンド単体で練り上げた曲だと思う。

7. Walk It Down
 今度はChris FrantzとTina Weymouthによる、Tom Tom Clubチームがイニシアティヴを取っており、ファンクともロックとも似つかない、エスニック系の変則ビートが他2人を引っ張っている。
 誰か一人、例えばByrneがすべてメインを張るのではなく、4人それぞれがアイデアを持ち寄り、合議制によって採用された作者が責任を持つ、という極めて当たり前なバンド民主主義が、このアルバムの最大の成果であり、好調要因である。
 まんまTom Tom Clubではなく、やはりTalking Headsというフィルターを通しているため、単純にカラッと明るいものではなく、やや不穏な重めのサウンドに仕上がっている。

creatures 3

8. Television Man
 前曲と同じく、リズムを強調。ていうか、ほとんどリズム・セクションとByrneの特色である、不安定な響きのギター・リフによって出来上がっている曲である。
 このアルバム全体に言えることだけど、鍵盤系のJerryの出番は少ない。細かなエフェクトのアイデアなど、目に見えずらい貢献度は高いのだけど、あまり見せ場を作ってもらえなかったのか、どうにも影が薄い。この後、ふて腐れてバンド活動に消極的になって、結果バンドを活動休止に追い込んだのも、まぁ気持ちはわかる。
 後半はモロ『Remain in Right』だけど、リズム中心ではなく、当時よりメロディーが立っている。

9. Road To Nowhere
 最初のアカペラ・コーラスから行進曲のようなドラム、まさしくアルバムのフィナーレを飾る名曲である。ちょっとエフェクトをかけたアコーディオンからして、もう楽しげ。Byrneもすっごく楽しそうに歌っている。
 4.と並ぶ、このアルバムの要となる曲である。

  




 「普通の楽曲を作りたかった」Talking Headsが、『普通』をコンセプトにアルバムを一枚作った。
 セールス的にもトータルで200万枚という、十分及第点な数字だった。
 でも、Byrneだけはどこか満足できなかったのか、もっと『普通』を極めたかったのか。通常パターンならプロモーション・ツアーを行なうところだけど、思うところのあったByrne、ツアーはキャンセルし、映画製作に乗り出す。その名も『True Stories』、アメリカのごく『普通』の人々を主人公に、ごく『普通』の生活を淡々と、それに若干のフェイクを加えた作品を作り上げた。
 Byrneのスケジュール待ちだった他3人、撮影終了まではヒマを持て余していたのだけれど、サウンドトラックをTalking Headsが担当することになり、再びレコーディングに臨むことになる。バンド側としては当然、この後はツアーに出る気まんまんだったのだけど、Byrneの多忙によって、ツアーは再びキャンセルされる。
 その後もライブ一つすら行なわれることなく、結局のところ、それが活動休止→解散の要因となる。


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北海道の中途半端な田舎に住む、そろそろアラフィフ男。ほぼ週1のペースで音楽ブログ更新中。節操ない聴き方と思われてるけど、自分の中では一貫してるつもり。 最近は蔵書の整理がてら、古い本を再読中。ジョン・アーヴィングから始まって、フィッツジェラルドやゾラ、モームなど、いわゆる古典の復習中。いつになったら終わることやら。新刊読めねぇや。
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