好きなアルバムを自分勝手にダラダラ語る、そういったゆるいコンセプトのブログです。

録音オタクの到達点 - Steely Dan 『Aja』

aja 1977年発売、6枚目のアルバム。USチャート最高3位、UKチャート最高5位。
 ちなみにこの年のビルボード・アルバム年間チャートを調べてみると、1月はStevie Wonder『Song in the Key of Life』とEagles『Hotel California』とが、ほぼ1週ごとにNO.1を争奪し合っており、その後、Barbra Streisandのサントラが2か月弱独占、再びEaglesが盛り返した後、ここでモンスター・アルバムFleetwood Mac『Rumours』が登場、ひと月ごとにNO.1の座を巡っての熾烈な争い、年末のLinda Ronstadt登場まで、しばらくバトルが続く。

 StevieといいEaglesといい、そしてFleetwood Macもそうなのだけど、1977年の彼らに共通しているのは、いわゆるピーク・ハイ、アイティスト・パワーのピークに達した頃であり、どのアルバムも普遍性の高い、今でも充分評価に値するクオリティの作品であること。ちょうどパンク・ムーヴメントの波が押し寄せつつあった頃で、旧来のロックやポップスは爛熟期を迎えている。
 こうして並べてみると、取り立ててセンセーショナルな話題もなく、ルックス的にも地味で、口ずさみやすいシングル・ヒットもないSteely Danが、なぜトップ10に入ることができたのか。このラインナップと互角に争ったのは、何かの間違いなんかじゃないの?とさえ思えてしまう。
 
 決して万人に受け入れられる、わかりやすいサウンドではない。
 誰もが口ずさめる、覚えやすいメロディーがあるわけでもない。
 ただ、一度虜になってしまったが最後、正体不明の吸引力が前頭葉を刺激し、趣味嗜好までを一遍させてしまう、不思議な魔力のあるサウンドである。
 このアルバム、そして長い沈黙に入る前の『Gaucho』には、その傾向が強い。

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 1977年当時のアメリカのポピュラー・ミュージック・シーンの動向として、ディスコ・サウンドの躍進、急激な商業化に伴うオールド・ウェイヴの疲弊、水面下で台頭しつつあった、パンク~ニュー・ウェイヴ・ムーヴメントの成長が挙げられる。他にも、Billy Joel、Jackson Browneらによるシンガー・ソング・ライター・ブームなどもあるのだけど、業界全体を巻き込むほどの影響力は持ち得なかった。
 高度でシステマティックな産業化によって、当初の先鋭性が失われつつあったロックもだらしなかったけど、それよりもはるか昔に没落していたはずのジャズ・シーンにて、唯一怪気炎を上げていたのが、フュージョン~クロス・オーバー界隈のミュージシャン達である。特に勢いがあったのが、旧来のジャズ・ミュージシャンではなく、これまで裏方に甘んじていたスタジオ・ミュージシャンらである。
 目新しく、革新的なアイディアが創出されたわけではない。ファンクやラテン、アフロ・ビートのエッセンスを少し加え、ロックのフォーマット・文法のみでは表現しきれないサウンド・テクスチュアを作り上げたのが、彼らの行なったことである。

 もともとNYで、売れないソング・ライター・チームとして糊口を凌いでいたDonald FagenとWalter Backerの2人のデモ・テープが、プロデューサーGary Katzの目に止まったところから、このストーリーは始まる。
 ソングライター志望の二人にとって、自ら表舞台に立つことは本意ではなかったのだけど、このチャンスを逃すことは大きな損失であることは明白だったため、多少の妥協はやむを得なかった。なので早速西海岸へ足を運び、取りあえず参加してくれそうなミュージシャンに片っ端から声をかけ、そしてどうにかかき集めたのが、急造バンドSteely Danのスタートである。
 当初こそ、普通のバンドに倣って、全米各地をくまなくツアー→アルバム制作→そしてまたツアー、のループを繰り返していたわけだけど、そもそもインドア体質だったFagen & Beckerにとって、客前に立つことはストレスでしかなく(とはいっても後年はステージ活動がメインとなってゆくのだけど)、次第にバンド・メンバーとの間には溝が生じてゆく。
 バンドの運営方針にも深く関与していたGaryにとっても他人事ではなかったので、だったら、ということで、次第にバンド体質からの脱却を図り、徐々にソング・ライター・チーム主導のバンド運営へと移行してゆく。

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 簡単なコード進行だけ決めて、テープをダラダラと長回し、延々と続く単調なセッションを繋ぎ合わせてアルバムを作り上げるという、いわゆるRolling Stonesタイプのレコーディング・スタイルは、Fagen & Becker、そしてGaryの目指すところではなかった。
 自分たちの頭の中で鳴っている、「こうあるべき」というサウンドを、完璧にコントロールした状況下で制作したい―。
 スタジオ内で奏でられる音楽とは、何よりも最上位に位置するものであり、ソングライターはもちろん、ミュージシャンでさえも、完璧なサウンド構築のための道具・奴隷に過ぎない。ましてや、そのためには純粋なスタジオ・ワークを優先すべきである。
 そう突き進めて考えると、不完全な再現行動である、ライブに時間を割くのは、もっての外だ―。
 
 というわけで、バンドを一堂に集めて一発録り、というようなシンプルなセッションは、次第に少なくなってゆく。プロデューサーとメイン・ソングライターの3人でスタジオに籠る時間が多くなり、相対的にライブは少なく、レコーディングの間隔も長くなってゆく。下手すると、レコーディングする時間より、3人がスタジオ内で音をいじる時間の方が長いのだ。よって、彼らの間では次第にフラストレーションが溜まってゆき、一人また一人と脱退を表明してゆく。言い方を変えると、非常に合法的なリストラだ。
 
 晴れて自分たちの王国を作り上げたFagen & Becker、Katzは、レコード会社より膨大な予算を引っ張り、贅を尽くした一流ミュージシャンらを次々と起用、終着駅の見えないレコーディングを開始する。
 すべては完璧なサウンドのために。

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 新鋭モデル山口美也子による、エキゾティック感漂うジャケット、ビッグ・バジェットをふんだんに使えることによって実現した、大量の有名ミュージシャンの起用が話題となったアルバムだけど、そういった予備知識を抜きにして、何の先入観もなく聴いてみたとしても、その完成度・録音レベルの高さには、納得できると思う。
 金はかけているけれど、決してわかりやすいゴージャスではない。
 たゆまない手間ヒマと細部へのこだわり、それらが結果的に予算の拡大につながっただけであり、決して予算ありき、オールスター・キャストありきで始まったプロジェクトではない。
 
 正直、万人向けのキャッチーなアルバムではない。当時最高のミュージシャン達の熟練したプレイを堪能するのも良いし、または、極上のAORとして、やや耳に残りやすいBGMとして聞き流すのも良いだろう。
 逆に返せば、そんな間口の広さが、当時も今も新たなオーディエンスを獲得し続けているのだろう。

 覚えやすいフレーズは少ないが、なぜか不思議な吸引力を持つ、そしてどこかに引っ掻き傷を残すようなサウンド。
 その傷口は深く、そして長く残る。
 傷は再び深く、そして大きく広がるのだ。


Aja
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1. Black Cow
 どの曲もそうなのだけど、この曲はFagen &Beckerではなく、Larry Carlton(G) Paul Humphrey(Dr) Chuck Rainey(Bass)らがメイン。特にリズム・セクションの独壇場。ギターやエレピの上物が適所に被さっているけど、メインはHumphreyとRaineyの2人。
 Fagenのヴォーカルも、メインを譲り、プレイを邪魔していない。
 ずっと聴いていたい曲だけれど、なぜ黒い牛?
 
 

2. Aja
 有名な、Steve Gadd(Dr)とWayne Shorter(T.Sax)のインタープレイ。久しぶりに聴いてみたが、やっぱスゲェ!! 
 プレイもさながら、この曲・このサウンドのために、コンポーザーとして、この音を要求したFagen & BeckerとKatzもまた、ナイスな選択。
 全員集めてのセッション録りではなく、セクションに分かれてのレコーディングだったのだけど、見事な一体感があるのはなぜなのか。
 どのプレイも、個々単体ではアクの強すぎるのだけど、そこをプロデュース・チームらがうまく調和させている。
 一流同士のプレイは、高いレベルで親和力をも高めるのだろう。
 Carltonも気張ってギター・ソロを決めている。
 
3. Deacon Blues
 転調に次ぐ転調など、複雑な構造を持つ曲が多いSteely Danとしては、比較的起承転結のはっきりした、このアルバムの中ではわかりやすい曲。Bernard Purdie(Dr)のおかげなのか、Gaddほど音質が重くなく、リズムが少し跳ね気味になっている。その分、倍音が少ない声質のFagenのヴォーカルが、珍しくメインとなっている。
 サウンド至上主義の弊害として、トラックの一構成要素という、シンガーとしては屈辱的な、単なる楽器的な扱いを受けていた(それに甘んじていた面もある。どうにも自信が持てなかったのだろう)ヴォーカルが、ここでは大活躍。興が乗ってソウルフルな唱法を聴かせている。
 Pete Christlieb(T.Sax)もAORっぽく、やや情緒的で良い。
 あまり目立たないけど、Carlton , Lee Ritenour(G)の地味なギター・バトルも上級者にはオススメ。
 久しぶりに聴いたけど、うん、プロの仕事だ。
 ビルボードでは最高19位まで上昇したシングル。
 
 

4. Peg
 Rick Marotta(Dr)、Raineyらリズム隊によって、さらにリズムが軽くなる。
 シングル・カットされただけあって、前曲同様、サビなども口ずさみやすい曲。
 Michael McDonaldらによるコーラス隊も、どこか楽しげ。
 Steve Khan(G)のリズム、Tom Scott(Horn)によるリフも覚えやすく、初心者にも聴きやすい。
 ビルボード最高11位、カナダでは最高7位にまでチャート・インした。
 
 

5. Home At Last
 小編成でレコーディングされた、Purdie とRainey大活躍の一曲。
 全体を引っ張るシャッフル・ビートが気持ちよく、長い時間聴いていても飽きない。
 Carltonもノリノリで引きまくっている。
 
6. I Got The News
 ここまで聴いてきて、このアルバムがRaineyの物であることに、初めて気がついた。Ed Greeneによって、さらに跳ねまくるシャッフル・ビートを、うまく要所を押さえて作り上げている。もちろんコンポーザー達の構成力の賜物なのだけれど、個々の技量レベルが高すぎる。
 特にRainey。不動のリズムを刻んでいる。
 一番Jazzに寄り添った一品。
 
7. Josie
 Carlton大爆発の一曲。ファンクとジャズとソウルの奇跡的な融合。
 Jim Keltner(Dr)の重いサウンドに負けず、Carltonがファンキーに攻める攻める。
 Fagenも”Do it Again”ばりにシャウトを聴かせる。

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 この後3年ほどかけて、彼らは最後の傑作『Gaucho』を生み出す。
 制作中、マスター・テープ紛失のトラブルに見舞われたり、私生活的にもゴタゴタがあったりなど、なにかと呪われたレコーディングには、心底うんざりしたのだろう。
 二人は一時的にコンビを解消、しばらくの間、Fagenはソロ活動、Bekkerはハワイに移住。個々にマイペースな活動、休養の後、90年代半ばになって、突如再結成、これまたマイペースでツアーを行ないながら、時々ソロ活動も並行しながら、近年ではもっぱらアメリカ中心に活動している。以前は頑なに否定し続けていた、ツアー中心の活動である。
 ライブ映像を見てみると、もはや完璧なアンサンブルを求めることはなく、もっと緩い感じのステージ内容になっている。
 もちろん、無名ながらもかなりの腕利きミュージシャンを使っているので、破綻はない。懐メロリサイタルのように、安心して聴くことができる(実際、ターゲットはその辺の年齢層だろう)。
 今頃になってライブで得られる高揚感に目覚めたのか、それとももう、スタジオに籠りっぱなしの、修行僧のように禁欲的なレコーディングには嫌気がさしたのか。
 
 いずれにせよ、Steely Danとしてのアルバム制作は、しばらくなさそうだ。



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脱いだらスゴイ男、本気を出す - Prince 『Lovesexy』

 lovesexy_front_sleeve_12 1988年発表、USチャート11位、UKチャートでは1位を記録したアルバム。
 このアルバムが取り上げられる際、必ず持ち出される話題というのが、ほぼ決まって、その「個性的かつ露悪的な全裸ジャケット」。よほどのナルシストか、病的な露出癖でもない限り、なかなか思いつかないデザインである。やる方もやる方だけど、これを許可したワーナーもまた、なかなかの漢っぷり。まぁどうせ言ったって聞きやしないだろうから、というのが実情なのだろうけど。
 ただ、基本真面目な性格なのか、なんかいじりづらい雰囲気を漂わせているのが惜しいところ。例えば、レッチリがシングルでやった、通称「チンポカバー」ジャケットみたいに笑えるわけでもない、非常に大真面目な顔でポーズをとっている。やましい視点を抜きに見れば、どこか決意表明的な凛々しさすら感じさせる。
 
 キリスト教文化圏の影響下にあるアメリカでは、日本人が思っている以上に性的表現・モラルに関する規制が恐ろしく厳しい。地上波でのヌード・シーンなどもっての外だし、無修正のポルノグラフィーなどは、一応合法ではあるのだけれど、大方の典型的なWASPの目には届きづらいよう、メインの売り場からは巧妙に隠されている。
 そのような事情もあってか、本国アメリカにおいてこのアルバムのチャート・アクションが低いのは、店頭にディスプレイすることを拒否した店舗が数多くあった、という事情がある。

 「作詞作曲演奏プロデュースのすべてをこなす、R&B界のマルチプレイヤー」として、これまで小ヒットはいくつかありつつも、あくまでR&Bのフィールド内で活動していた初期のPrinceだったのだけど、2枚組アルバム『1999』がUS総合チャートで健闘し、そこからロック・ファンの注目を集めることとなる。

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 主演映画と合わせて大ヒットを記録した次作『Purple Rain』にて、スターダムへの階段へ一歩足を踏み入れたPrince、その後、『Around The World In A Day』『Parade』『Sign "o" The Times』と才気溢れる作品を、ほぼ1年に1枚のハイ・ペースでリリースしている。どの作品もクオリティが高く、並みのアーティストなら一生に1枚作り出せるかどうか、といったレベルの作品を、この時期は一気にまとめて量産している。
 しかもこの間に、一糸乱れぬ完璧なバンド・アンサンブルを見せる、極上のエンタテイメント・ライブ(James Brownを範としていたらしい)を数多く行ない、そのついでにもう一本、主演映画(『Under the Cherry Moon』)を撮っている。自前のスタジオ(Paisley Park)を構えることによって、少しでも時間があれば、スタジオに籠ってレコーディングを続けていたらしく、500以上の未発表曲があり、それがいつでもリリースできるクオリティにパッケージングされている、という伝説が流布されたのも、この頃(唯一女性には目がなかったらしく、来日公演時には、アフター・ステージ後、目をつけたグルーピー達をピックアップしてホテルに連れ込むことを繰り返していたらしいけど)。
 
 作品としてのクオリティは、常にとんでもない水準を維持してはいたのだけど、実のところ、セールス的には次第に下降の一途を辿っており、決して順風満帆だったわけではない。
 バック・バンドRevolution解散後、独りでスタジオに籠って2枚組『Sign "o"  The Times』を製作、その後、色々なしがらみに嫌気がさしたのか、突如Princeというネーム・バリューを捨てる行動に出る(この後、この人はもう一度、改名騒動を起こす。結局また戻すのだけど)。
 純粋に音楽性だけで勝負しようとしたのか、完全な匿名性を実現するため、タイトルもクレジットもジャケットもすべて真っ黒、通称『Black Album』をリリースしようと計画する。
 しかし、テスト・プレスもラジオ局に配られ、本プレスも佳境に差し掛かった頃、突然の発売中止がアナウンスされる。Princeのクレジット無しでは大きなセールスが見込めない、と判断したレコード会社の圧力なのか、それともPrince自身、ギリギリのところでチキンになったのか。
 当時も様々な憶測が流れたのだけど、言い分としてはどっちもどっちの様相を呈しているので、真偽のほどは定かでない。
 結局、テスト盤も回収され(当然すべてが回収できるはずもなく、これをベースとした様々な形態のブートが、地下で流出した)、その騒動の2か月後にリリースされたのが、このアルバムである。

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 俺が初めて買ったPrinceのCDが、この『Lovesexy』だった。
 まだケツの青い十代後半の男が、ナルシスティックなポーズで遠い彼方を見ている、ヒゲヅラの黒人が写っているジャケットを持って、札幌のタワー・レコードのレジへ向かうには、相当な勇気が要った。
 -と言えば、話の流れ的にはいいのだけれど、実はそんなに記憶がない。
 日本の、少なくとも札幌では普通にトップ・コーナーでディスプレイされており、センセーショナルなジャケットとして話題を呼び、それなりに売れていた記憶がある。


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プリンス
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1. Eye No
 Ingrid Chavezのささやくようなダイアローグ、Princeのシャウトからスタート。低音を抜いた人工的なドラムの音色と、気の抜けたホーンセクションが続く。
 極限まで音を抜いてグルーヴを保つスタイルは『Parade』でも実験済みだけど、もう少しポップ寄りとなっている。『Black Album』の反動だろうか?
 
2. Alphabet St.
 シングル・カット1弾。US最高8位、UK最高9位。
 リズム・カッティングをメインとした、Princeのギターが堪能できる曲。
 ドラムはあくまでも軽く、様々なエフェクト音が絡み、たまにシャウトもしているのだけど、熱くなり切ってはいない。
 Cat Gloverによる間奏のラップが聴きどころ。

3. Glam Slam
 シングル・カット2弾。US R&Bチャート44位、UK29位。
 当時のチャート・アクションは地味だったけど、リリース当初から隠れた名曲扱いされており、後年になってから更に評価が高まった。
 抑えたヴォーカルにオブリガードたっぷりのPrinceのギターが良い。『最も過小評価されているギタリスト』の称号を持つだけあって、聞かせどころがホントうまい。
 結構手クセの多いPrince、ギター・ソロなどを聴いていると、それほど引き出しがあるわけではないのだけど、曲調に合った的確なフレーズを瞬時に弾けるというのは、それだけトータルのサウンドの捉え方、動体神経が優れているのだろう。
 終わりのシンセの適当弾きも結構好き。

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4. Anna Stesia
 ちょっとファンキーなジャジー・ラップといえばわかりやすい。Sheila.E含む女性コーラス3名を従えて、ピアノ・ソロとギター・ソロとが交差する。重い。でも良い。

5. Dance On

 ここからが、レコードで言うB面。スタイルとして、オーソドックスなファンクのフォーマットを使用。
 ペシャペシャ軽いドラム、重いベースと、好き放題なギター・ソロ。
 やはり普通のファンクには終わらない。
 サビの”Dance On !!”がクセになる。

6. Lovesexy
 タイトル曲なのだけど、いつ聴いても印象に残らず、俺的には地味な曲。
 いや、もちろんレベルは高いのだけど、俺だけに限らず、多分誰が聴いても、あまり印象に残らないと思う。
 とっ散らかった曲なので、部分部分だけ聴いてみるのも良いかもしれない。
 
7. When 2 R in Love
 リリース当時から、「ドロドロのどファンク・アルバム」とプレス・リリースされていた、あの『Black Album』収録曲で、おかげであらぬ注目を受けてしまった、ちょっと可哀そうな立場の曲。。
 幻のアルバムの中から選りすぐった曲が、遂にその姿を現した…、と盛り上がったはずなのだけれど、あれ?と思ったのは俺だけではないはず。あの『Black Album』の曲がこれ?という、なんとも肩すかしな印象だった。
 少なくとも、一般的なファンクではなく、Everything But The Girlあたりが歌っても違和感のないくらい、それほどシンプルなスロー・ナンバー。寄りによって、何でこれ?この辺がPrince流の、いわば「スカし技」なのだろう。

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8.  Wish U Heaven
 シングル・カット3弾。US R&B18位、UK24位。
 いかにも80年代っぽい、ロック・テイストをまぶしたポップ・ソング。
 シングル・カットも3枚目となると、あまり話題にもならないものだ。
 
9. Positivity
 ちょっとワールド・ミュージックっぽいシンセ・ドラムのリズムに乗って、語りかけるようなPrinceのヴォーカル、それに女性ヴォーカル2人と、やはりソロ・ギターがねちっこく絡む。
 ラストにこの曲を持ってきたことによって、Princeの決意表明が感じられる。
 後半にラップが導入されているけど、よく言われるように、Princeのラップはそんなにうまくない。
 ラップだけ取り出して聴けば、そりゃ素人に毛の生えたレベルだけれど、これにPrinceによるバック・トラックが絡むと、普通に良い。
 トータルとしてのサウンドのまとめ方を重視しているのだろう。




 ちょっとオフ気味のPrinceのヴォーカル、これまでにないくらい弾きまくるギター、低音を抜いた、あえてチャチに仕上げたドラム音。ほとんどこれだけでサウンドの骨格が成立している。
 にもかかわらず、曲調はバラエティに富んでいる。
 曲間なしノンストップで、まるまるアルバム一枚を一つの組曲として扱うことによって、その限定された条件が逆に功を奏し、キャリア中で最高のファンク・アルバムを作り上げた。
 この限定されたパーツの順列組合せだけで、どこまでバラエティを持たせた作品ができるのか。
 ある意味、Princeの実験精神が才気煥発した、ほぼ最後の作品である。
 
 このアルバムから見事にセールスが急落し、このままフェード・アウトするかと思いきや、『Batman』サントラの大ヒットによってやや復活、にもかかわらず、この数年後、あの有名な改名騒動が持ち上がり、レコード会社と泥仕合の末、どうにかこうにかして独立、「これからはネット配信の時代だ!」といち早くサイト立ち上げ、配信限定アイテムを連発するも、すぐに飽きてやめてしまう。
 やっとまともにCDを制作したと思ったら、通常の販売ルートには乗せず、新聞や雑誌のおまけにしてしまうアマノジャク振り。

 最近では、若い娘たちとバンド結成、時たま思い出したようにシングルをリリースしているが、やはり全盛期の面影は見当たらない。
 今度、『Purple Rain』30周年をきっかけに、20年振りにWarner復帰、バック・カタログのリマスター&ニュー・ アルバム・リリースが進行中のようだけど、どうせまた気まぐれで、それもどうなることか。
 
 それでも、我々は信じるのだ。
 また近い将来、Princeは必ず復活するだろう、と。
 そう信じながら、我々Princeファンは、今日も生きている。



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俺たち、イギリスが大好きっ! - Beautiful South 『Solid Bronze: Great Hits』

CS1822110-02A-BIG 2001年に発表された、バンドとして2枚目のベスト・アルバム。地味ながら根強い人気を誇るバンドなので、いろいろな形態のベストが出ているのだけど、冗長でなくコンパクトにまとめられてるモノを選ぶのなら、これが一番とっつきやすいはず。
 もちろん、選に漏れた曲の中にも、いい曲はほんとたくさんあるのだけれど、ほぼ全キャリアを俯瞰するのなら、これが一番。

  もともと、アルバムごとにきっちりしたコンセプトを設定しているわけではなく(悪い意味ではない)、コンスタントにシングルをリリース、いくつか溜まった頃にアルバムとしてまとめるタイプのバンドなので、良く言えば安定したクオリティ、ちょっと意地悪な見方をすれば、どのアルバムも寄せ集め感覚の似たテイストなのだけど、カタログ的な聴き方を試しにしてもらって、もし気に入った曲があったのなら、そこからオリジナル・アルバムを辿って聴いてもらえばよい。
 逆に言えば、1曲気に入った曲があれば、ほぼハズレのないバンドなので、この世界観を気に入った人には、入り口として最適のアルバムでもある。
 
 ちなみに今は解散しており、それぞれがソロ活動中。今ではすっかり忘れられた存在だけど、時々コンピレーションや未発表ライブのリリースなどがアナウンスされるくらいなので、多分イギリスでも懐メロ的扱いなのだろうけど、それなりにリターンの見込める、確実なコンテンツなのだろう。地味だけど息の長い、ロング・テール型のビジネス・モデルとしては、優良でもある。

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 現役当時から言われてることだけど、「イギリスでは誰もが知ってる国民的なバンドなのに、日本ではイマイチ」というのが、このバンドの一般的な評価である。でも、だからといってイギリスと日本以外で売れているのかといえば、そういうわけでもない。徹底的にイギリス本土を主要マーケットに据えた、ドメスティックなバンド、国内需要を主としたバンドである。
 リスクの分散がうまく行かなかったため、本国で活動が失速した際、他国へ活路を求めるべきだったのだけど、その英国的スノッブな作品性は、輸出するにはなかなか困難だった。英国ポップには比較的寛容な日本においても、なかなかブレイクできなかったのは、活動のピーク時に来日しなかったことが大きい。
 
 前身であるHousemartinsが発展的解消した後、主要メンバーであり、ツイン・ボーカルを務めていたPaul HeatonとDave Hemingwayが再結集、装いも新たにBeautifthul Southを結成する。
 Housemartinsよりバンド色を薄め、ピアノや、時にはストリングスも導入するなど、マンチェスター・シーンが盛り上がりつつあった当時の動向には背を向け、サウンド的には、アンダーグラウンドなネオ・アコから転身して、グローバルかつオーソドックスなポップスを志向していたEverything But The Girlと近い道を歩むようになる。もう少しBurt Bacharach成分を注入して歌を抜けば、あら不思議、ホテルのロビーに流れるBGMに早変わりする。
 
 サウンド的には脱ロック的な、親しみやすいポップなメロディー、それに乗せて、辛辣な政治批判や焼身自殺、グロテスクな殺人事件を題材とした歌詞を、男性2人に女性1人が爽やかに歌いあげる、という、大英帝国特有の捻くれまくったコンセプトが360度ひと巡りした結果、案外素直に聞き流せてしまえるくらい、イギリスのお茶の間にも浸透し、いきなりUKチャートで上位にランク・イン。以後、皮肉とペーソスを好む固定客(ほとんどが英国人)をしっかりつかんで、安定した人気を得るようになる。

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 サウンド、メロディ的には古びることのない、スタンダードなポップスを志向していたバンドなので、表面的なサウンドの変化は少なく、ゆえに終始安定していたイメージが強いけど、実は活動期間中に女性ボーカルが2人も変わっていたり、ハウス系のプロデューサーにサウンド・メイキングを依頼したりなど、まぁ中堅バンドとしては有りがちな、そこそこのマイナー・チェンジも行なっている。
 チャート・アクションが地味になってきた頃、Housemartins時代のバンド仲間でありながら、業界での力関係はすっかり逆転してしまったNorman Cookにプロデュースを依頼、ややビッグ・ビート気味なサウンドが、どうにも声とミスマッチだったりしている。これも迷走した中堅バンドに有りがちである。
 
 その迷走の最中にリリースされたのが、このベスト・アルバムなのだけど、まぁ契約消化的な意味合いもあって、本人達的には不本意な選曲もあるだろうが、全キャリアからまんべんなくセレクトされているので、よく言えば俯瞰した作り、意地悪く言えば無難な作りになっている。
 この後も迷走は止まらず、脈絡もなくカバー・アルバム『Golddiggas, Headnodders and Pholk Songs』をリリースする。日本でもそうだけど、アーティストが脈絡もなくカバー・アルバムを出す時、それは大抵、レコード会社からの要請、オリジナルじゃ売れないから、みんなが知ってる歌でセールスを補填することと相場は決まっている。で、当然だけど、大して思い入れのない付け焼刃のカバーは誰の共感も得ることができず、案の定、セールスはさらに下降線を辿ることとなる。
 結局、バンドもレコード会社も、方向性の行き詰まりを解消することができず、遂に2007年、Beautiful Southは18年の歴史に幕を閉じることとなる。楽曲のワン・パターンぶりは致し方ないとしても、バンド内のささくれ立った人間関係に限界を感じていたのだろう。
 
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 日本では、2枚目の『Choke』あたりからメディアの取り上げが多くなり、俺もこの辺りから聴き始めた覚えがある。
 Beautiful Southが精力的に活動していた1990年代は、リアル・タイムのバンドとして、REMやレッチリ、Oasisなど、他にインパクトの強いバンドが数多く活動していた。
 熱狂的なカリスマ性を持ったバンドではないので、特にこのバンドが一番好きだった時期はないのだけど、何というか、腐れ縁のカップルのように、何年かに一度、ふと思い出して引っ張り出したり、何となく気になり始めた頃にニュー・アルバムが出たりして、ズルズル聴き続けていた次第。

 で、今回うちのCD在庫を漁ってみると、なぜか7枚も持っていた。
 多分、イギリスでの売れ方もこんな感じだったんじゃないかと思う。
 なんとなく買ってしまう、家族か友人の誰かが持ってるので、何の曲は知らないけど耳にしたことがある、など。日本でも昔なら、レベッカかBOOWY、最近(といっても前世紀だが)ならglobeかGLAYのアルバムのようなものだ。
 最近はそういったアルバムも少なくなったけど、昔はたとえ自分で持ってなくても、何となく全曲口ずさめるアルバムというのがあった。


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Beautiful South
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1 Rotterdam (Or Anywhere)
 『Blue Is The Color』収録、シングル最高6位。シングルとしては珍しく、Jacqui Abbottのソロ・ナンバー。ちょっとボサノバの入ったリズムとアコギのリード、気だるいヴォーカルが、休日の朝の目覚めを思い起こさせる。前述のコンテンポラリー・サウンドのお手本のような曲。チャートで支持されたのもうなずけるし、リード・トラックとしては最適。

2 Perfect 10
 『Quench』収録、シングル最高2位。バンドとしては一番脂の乗っていた時期。やや怪しげな響きを奏でるハモンドから、コール&レスポンスでのPaulとJacquiのツイン・ヴォーカルが、サウンドをリードしてゆく。イギリス版「3年目の浮気」と評した人がいたけど、的を得ていると思う。
 ちなみにPaul Wellerがギターで参加しているのだけど、それほど目立った活躍でもない。
 
 

3 You Keep It All In
 『Welcome to the Beautiful South』収録、シングル最高8位。間の抜けたリズム・ボックスに乗せて歌う2人。こういった曲がチャート上位に食い込んでくる状況というのは、アイドルやダンス系だらけの日本のチャートよりは、バラエティに富んで健全だと思う。
 何となくだけど、日本で言えば浜田省吾がシングル・チャートで健闘するイメージかな?
 
4 Don't Marry Her
 『Blue Is The Color』収録、シングル最高8位。Beautiful Southといえば、必ず取り上げられるくらい、最大の話題作であり、問題作。
 「Rotterdam」と同じく、Jacquiの爽やかなヴォーカルと、アコースティックを基調としたバンド・サウンドが良質なポップスを演出しているのだけど、歌詞の内容は近親相姦をテーマとしており、タイトルではカットされているが、正式名称は「Don't Marry Her, (Fuck Me)」である。しかもはっきり、「Fuck」って歌ってるし。
 このようなシングルがきちんと評価され、チャート・インするのも、まぁイギリス特有の国民性なんだろうな。
 
 

5 A Little Time
 『Choke』収録、シングル最高1位。バンドとしては唯一のNo.1シングル。まぁいい曲なのだけれど、初代女性ヴォーカルBrianaはちょっと甘さが強く、俺としては中期のJacqui の声の方が好み。
 
6 Everybody's Talkin'
 『Miaow』収録、シングル最高12位。皮肉やウィットの強い歌詞世界を持つこのバンドには、ちょっとアバズレた雰囲気のJacqui の声質が合っている。
 
7 Good As Gold (Stupid As Mud)
 同じく『Miaow』収録、シングル最高23位。
 
8 Dream A Little Dream
 シングル発売はないけど、前ベスト『Carry On up the Charts』収録。もともとは有名なスタンダード・ナンバーらしく、最近ではRobbie Williamsもカバーしていた。

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9 Song For Whoever
 デビュー・シングル。『Welcome to the Beautiful South』収録、シングル最高2位。
 
10 Old Red Eyes Is Back
 『0898』収録、シングル最高22位。Beautiful Southはアルバムも含め、シングルもジャケット・デザインが凝っており、ちょっと悪趣味で面白い。
 
11 The Root Of All Evil
 新曲。バンド・アンサンブルのまとまりが良い頃なので、良曲。
 いかにもイギリスの労働者階級っぽい、見た目の冴えないオヤジどもの集団だが、ライブでは、なぜかカッコよく見える。観客の反応も良く、大衆に愛されたバンド、という感じでホッコリしてしまう。
 
12 One Last Love Song
 前ベスト『Carry On up the Charts』収録、シングル最高14位。Brianaのベスト・トラック。これを最後に彼女はバンドを脱退するのだけど、置き土産としては最高。Beautiful Southとしては珍しく直球のバラード。
 
 

13 Dumb
 『Quench』収録、シングル最高16位。「くたばれ」というスラングをポップなメロディー、コーラスでコーティングした、ほんと両方の意味でイギリス人らしい曲。ラス前のJacqui のカウンター・メロディが秀逸。
 
14 How Long's A Tear Take To Dry?
 同じく『Qench』収u録、シングル最高12位。アルバムのリード・トラック。PaulとJacquiの掛け合いがバービーボーイズを思い起こさせる。
 
15 Blackbird On The Wire
 『Blue Is The Color』収録、シングル最高23位。俺自身としては、Beautiful Southで最も好きな曲。
 チャート・アクションはそこそこ、曲としても地味だけど、Paulのセンチメンタルな面が多く出たヴォーカルが最高。ピアノ・ソロを主体としたバック・トラックが、情感たっぷりに歌い上げるヴォーカルを引き立たせている。
 
 

16 Closer Than Most
 『Painting It Red』収録、シングル最高22位。
 バンドとして煮詰まっていたのか、ウニョウニョしたシンセ・サウンドをバックに、徐々にドライブするギター、珍しくホーン・セクションも導入した一曲。
 この路線は結構好きだったのだけれど、バンド活動自体が次第に地味になっていった。
 
 

17 The River
 『Painting It Red』収録、シングル最高59位。ストリング・セクションをバックに、PaulとJacquiがしっとり歌い上げるのだけど、もう『Quench』の頃のようなマジックは生まれなかった。
 
18 Pretenders To The Throne
 1995年発表、オリジナル・アルバム未収録、シングル最高18位。リリース時期でいえば『Miaow』の少し後なだけに、良質なポップ・チューン。
 
19 The Mediterranean (Morcheeba Mix)
 『Painting It Red』収録、シングル発売はなし。Dave Hemingwayによるナンバー。オリジナル2枚組アルバムということでバラエティ色を出したかったのだろうが、逆に裏目に出て散漫な印象となっている。一つ一つは良い曲なのだけど、もう少し曲数を絞ってシングル・アルバムにしていたら、すごく良くなっていたと思う。



cbebcd75

 前~中期までのベスト・アルバムという位置づけ。この後、解散までの3枚のアルバムが後期とされているのだけど、次第に地味になってゆく印象は拭えない。この後もキャッチーではないけれど、ポップな良曲がリリースされているので、まずはこのアルバムを入り口に、いろいろ聴いてみてほしい。
  PaulとJacquiは久しぶりにコラボレーションを行ない、つい先日、連名でアルバムをリリースした。やはり、何か惹かれあうものがあったのだろうと思う。



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北海道の中途半端な田舎に住む、そろそろアラフィフ男。ほぼ週1のペースで音楽ブログ更新中。節操ない聴き方と思われてるけど、自分の中では一貫してるつもり。 最近は蔵書の整理がてら、古い本を再読中。ジョン・アーヴィングから始まって、フィッツジェラルドやゾラ、モームなど、いわゆる古典の復習中。いつになったら終わることやら。新刊読めねぇや。
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