好きなアルバムを自分勝手にダラダラ語る、そんなユルいコンセプトのブログです。

世紀末に便乗した蔵出大吟醸 - Prince『The Vault: Old Friends 4 Sale』

folder 世紀末も押し迫った1999年にリリースされた、殿下22枚目のスタジオ・アルバム。とは言っても、リリースされたのはワーナーを離れて3年も経ってから、しかも未発表曲集という、在庫一掃セールのような形態だった。アーティスト不在によるリリースだったため、当然本人が積極的にプロモーションするはずもなく、チャート的にはUS85位UK47位という惨敗に終わった。
 これとは別にワーナーは、巷に蔓延していたミレニアム・ムードに便乗するため、殿下の「1999」をシングルとしてリリースしている。世紀末の狂騒のドサクサに一枚噛んで、小銭を稼ごう、といった魂胆がミエミエである。まぁ商売としては正しい。
 当然だけど、そんなワーナーの目論見を殿下が放っておくはずもなく、ほぼ間髪を入れず、新たにリミックスしたヴァージョンを複数収録したミニアルバム『1999 The New Master』をリリース、市場を撹乱させる。どっちが元祖でどっちが本家か、出処は結局同じだけど、何かと大人の事情が露わになったせいもあって、セールス的には共倒れに終わってしまう。
 殿下としては、ワーナーの足を引っ張ることができれば良かったわけで、売れる・売れないについては、どっちでも良かったんだろうと思われる。
 恐るべし、負のパワーよ。

 とにかく一刻も早く、ワーナーから抜け出したかった殿下は、3日で作ってしまった粗い仕上がりの『Chaos and Disorder』をリリース、さらに休むヒマもなく、手持ちの未発表曲をかき集め、『The Vault: Old Friends 4 Sale』という、皮肉たっぷりのタイトルをつけて、マスター・テープを提出する。
 取り敢えず、これでレコーディング契約はクリアした。あとは好きにすればいい。
 当時の殿下の制作ペースは凄まじいもので、まだ世に出ていない未発表曲が、いまだ発表のあてもなく膨大に残されている。なので、その気になれば月刊ペース、下手すりゃデアゴスティーニ並みのリリースも可能だったかもしれない。
 ただワーナーからすれば、殿下の意向ばかり聞いてるわけにもいかない。他アーティストも含めて、全体のリリース・スケジュールは年度始めに決まっており、無理やりねじ込むのは並大抵ではない。まだ前作がチャートに残っているのに、すぐ次の作品を出すのも、営業戦略的によろしくない。
 そんなワーナーの思惑を知って知らずか、とっとと契約解消したい殿下、メディアを通して被害妄想の独白と罵詈雑言の言い放題。
 あぁ、めんどくさい男。

1739b6418f16917f82fb76cd024bfd86

 で、そんなワーナーが取った殿下対策というのが、ワーナー副社長としての招聘、自陣への取り込みだった。
 下手に契約解除して膨大な違約金を取られるより、多少の報酬を払って側においた方が、何かと都合が良い。少なくとも、他のメジャーに移籍されてシェアを奪われるよりは、ずっとマシだ。
 変名を使って自主レーベルNPGでコソコソやってるけど、それだって規模としては小さいものなので、たかが知れている。契約終了までのガス抜きと考えれば安いものだ。
 結局、完パケしたはずの『The Vault』は、長らくリリースを保留された。いつ出すかって?そんなの、決めるのはこっちだよ、と。

 契約終了したとはいえ、マスター・テープはワーナーが所持しており、同時にバック・カタログの販売権も握っていた。ただし、マスターの内容をいじる権利は持っていなかった。それができるのは、殿下だけ。ここまでが前提。
 メジャー・アーティストのレコード→CDへの移行が一巡した90年代を経て、どこのレコード会社もバック・カタログの付加価値を高めるため、ボックス・セットやリマスター・リミックスなど、あらゆる手を講じていた。
 そんな中、殿下のアルバムだけはいまだ旧フォーマット、リリース当時のままの状態が続いている。ピーク・レベルを上げる程度のことでさえ、殿下の許可がなければできない。で当然、彼がそれを許すはずがない。だって、ワーナーの利益になっちゃうもの。殿下のCDの音がショボいのは、そんな理由がある。

21e2b429e50dcfd4ef37794888576a50

 とはいえ、ラジオで自分の曲が流れると、そこだけ急にレベルが下がっちゃうのを、ちょっとは気にしたのだろう。レコード会社はともかく、ファンは大切にする人だから、要望には応えたいし。でも、ワーナーの連中とは口も聞きたくないし。
 -じゃあこの際だから、ちょこちょこ直すんじゃなく、最初っから全部レコーディングし直しちゃった方がいいんじゃね?
 よく思いつくな、こんなこと。
 実際に作業には着手したらしい。特にオーバー・プロデュースだったデビュー作なんかは、何かと不満もあっただろうし。技術的・スペック的に実現できなかった当時のアイディアだって、今ならもっと理想的な形で表現できるかもしれないし。
 で、やってはみたけど、まとめてるうちに新しいアイディアの方に気を取られてしまったのか、プロジェクトは中途半端で頓挫する。発表されたのは、予告ダイジェスト的な「Purple Medley」と「1999」のリマスターくらいで、その後はいつの間にかフェードアウトしていった。
 21世紀に入ってから、どういった経緯かワーナー編纂によるベストにリマスター音源が収録されたことはあったけれど、死後リリースされた『Purple Ran』30周年エディションを除いて、大掛かりな音源処理が行なわれることはなかった。

 しばらくNPG中心のリリース活動だった殿下、世紀末を間近に控えて、いよいよ動き出す。単発とはいえ、メジャーのアリスタと契約、新作『Rave Un2 The Joy Fantastic』のリリースがアナウンスされる。
 そうなると面白くないのがワーナーで、これまではNPGリリースだったから相手にしていなかったけど、競合メジャーからとなれば、事情がちょっと違ってくる。
 こっちはこっちで「1999」をプッシュしようと動いているのに、余計なタイミングで余計に動きやがって。どうにか潰さなければならない。
 アリスタに横槍入れるのは、同業者として物騒になるし、できるだけ穏便かつ合法的にジャマはしたい。さて、どうしたものやら。
 だもんで、ワーナーが切った最後のカードが、このアルバムである。

1998-Prince-a

 そういった経緯が早い段階から囁かれていたせいもあって、微妙にオリジナル扱いされておらず、おまけ的な印象が強い。ジャケット・アートワークだって、アーカイブから引っ張ってきた感がミエミエだし。
 もともと3年前にレコーディングされた音源であるからして、正直、新機軸と言えるものはない。未発表曲の寄せ集めなので、中には古い作品も含まれている。従来のアルバムと比べて、ちょっとジャズ・テイストが強いことが、新たな側面と言えば言えるけど、そんなに目新しいものではない。
 ただ、極端にディープなファンクや、過剰にナルシスティックなバラードは収録されていないので、ヒット曲から入ったビギナーからすれば、案外スッと馴染みやすいかも知れない。『Purple Rain』から『Batman』まで聴いた初心者が次に聴くアルバムとして、『Diamonds and Pearls』から先をすっ飛ばしてこれを聴くと、すんなり殿下の世界観に入っていけるんじゃないかと思う。



THE VAULT OLD FRIENDS 4 S
THE VAULT OLD FRIENDS 4 S
posted with amazlet at 17.11.21
PRINCE
WEA (1999-08-23)
売り上げランキング: 116,984





1. The Rest of My Life
 オープニングは肩慣らし程度、短い1分ちょっとのナンバー。ピアノ・ブギといった軽快なノリであっという間に終わる。殿下にしては珍しくベースがブリブリ鳴っていたり唐突にギターソロが挟み込まれたりで、案外実験的に攻めている楽曲。

2. It's About That Walk
 ファルセットで通したスロウ・ファンク。ホーン・セクションはセオリー通りだけど、ギターがブルースっぽかったり中盤のブレイクなんかに、一筋縄で終わらせない気概を感じる。通常モードの殿下と違ってエッセンスは薄いので、案外ビギナーにはウケがいいいんじゃないかと思われる。ただ、ここから深みに入るのはちょっと無謀かな。

3. She Spoke 2 Me
 オリジナルは1996年リリースのサントラ『Girl 6』より。もともとは『Love Symbol』時期の曲で、アルバムから漏れたところをサントラに突っ込み、さらにロングサイズに仕上げたくらいだから、何かしら思うところがあったのだろう。ジャジーなメロウ・グルーヴといった曲調のため、当然『Love Symbol』にはフィットしないし、ていう過度のアルバムにも入れようがない作風ではある。
 殿下はその後、ソウル・インスト~ジャズ・ファンク~フュージョンといった要素が強くなっていくのだけど、その端緒として考えれば、納得は行く。8分という長尺ながら、昔なら「Temptation」みたいに収拾がつかなくなるカオス・ファンクといった展開になるところを、終始きっちりジャズ・タッチでまとめているのは、成長と言えるのかな。



4. 5 Women
 こちらもゆったりジャジーなスロウ・ブルース。メロディ・ラインはベタなバラードとしてうまくまとまっており、時にClaptonっぽく泣かせるオブリガードも、殿下としては珍しい。と思ってたら、1991年にJoe Cockerに提供した楽曲のセルフカバーだということ。知らなかった。
 ついでなのでJoe CockerヴァージョンもYouTubeで聴いてみると、これが意外に良かった。往年の大味なアメリカン・ロッカーといった印象が強かったのだけど、思ってたよりソフィスティケイトされたサウンド・プロダクションだったので、ワーナー時代のElvis Costelloが好きな人なら気に入ると思う。
 もうちょっと深く調べてみると、収録されたアルバムをプロデュースしていたのが、あのJeff Lynnだった。納得。



5. When the Lights Go Down
 ラテン風味のパーカッションとラウンジ風ピアノのコンビネーションは、Steely Danを彷彿とさせる。ピアノの音の録り方なんてそっくりだもの。あまりダビング感は少なく、ライブっぽさが強いセッション風。アフターショウなんかだと、インターバルっぽくこういうのもやってたんだろうな。

6. My Little Pill
 ブリッジ的な扱いの1分程度のナンバー。呪術的にダークに囁く殿下の声は、夜にはあんまり聴きたくない。なので、このサイズくらいでちょうどいい。

7. There Is Lonely
 こちらも2分程度と短いバラード。序盤の雰囲気からすると壮大なスケールを感じさせるけど、なぜかそこまで盛り上がらずに終わってしまう。だってたった2分だもの。もっと大きな組曲の序盤といった印象。ここから膨らませることができなかったのか、それとも飽きちゃったのか。

442305ccfaccb38f22e478d706547924--old-friends-people-people

8. Old Friends 4 Sale
 タイトル・ナンバーであるこれも、バラードにしては3分程度とコンパクト。こちらもストリングスなんか入れちゃってるのでスケール感は大きそうだけど、同じく尻切れトンボで終わってしまう。もっと壮大なサントラかミュージカルの断片だったのかな。やっぱり膨らまし切れずに終わってしまう。

9. Sarah
 出だしはファンキーだけど、本編はどちらかといえばロック・テイストの方が強い。ファンクを取り入れたロック、といった感じ。これも短い曲だけど、アップテンポならこのスピード感はアリ。パッと始まってパッと終わる。長けりゃいいってもんじゃない。

10. Extraordinary
 ラストは殿下のメロウな一面を強く打ち出した定番バラード。2分程度にサラッと終わるのも、体調がよろしくない時には優しく響く。何だそりゃ。
『Purple Rain』に入れたら違和感ないんじゃないかと思われる。要するに、マイルドなサウンドの殿下、ということで。






4Ever
4Ever
posted with amazlet at 17.11.21
Warner Bros. (2016-11-25)
売り上げランキング: 7,418

パープル・レイン DELUXE-EXPANDED EDITION
プリンス&ザ・レヴォリューション
ワーナーミュージック・ジャパン (2017-06-23)
売り上げランキング: 5,868

オザケン「ラブリー」はこれが元ネタ - Betty Wright 『Live』


folder 前回、お兄ちゃんのMilton Wrightを取り上げた流れで、久し振りに妹Betty Wright 全盛期のライブ盤を紹介。1978年にリリースされた7枚目のアルバムで、セールス的にはキャリア最高を記録している。いるのだけれど、さすが70年代マイアミ・ソウルのジャケット、取ってつけたような手抜きデザインが香ばしい。
 最初に聴いた頃からずっと思っていたことだけど、このアルバム、ライブ盤のわりには妙にサウンドの分離が良い。時々聴こえてくる歓声も一定のレベルで鳴っており、曲が終わると同時にボリューム・レベルを上げた、という印象。まるでコント番組のSEのような雰囲気である。…ていうか、これって疑似ライブじゃねぇの?
 ネットで他のレビューを調べてみると、俺と同じ印象を持った意見が多い。さすがにヴォーカルと演奏はちゃんと収録してるんだろうけど、それだってスタジオ・ライブかもしれないし、人工的な歓声は何だか後付けっぽい。作りモノ感満載の怪しげな造りである。

 ただ、これはBetty に限った話ではない。70年代くらいまでは、このような過剰な編集が施されたライブ・アルバムが多かったらしい。商売っ気たっぷりなレコード会社の意向が最優先され、アーティストのプレイヤビリティなんて、鼻にもかけられなかった時代である。
 デビュー間もない頃のStonesだって、権利を持つデッカに相談のひとつもなく疑似ライブ盤(『Get Yer Ya-Ya's Out!』)を作られている。
 Beatlesだって、メンバーの意向?何それ?てな態度で無断でハリウッド・ボウルのひどいライブ盤をリリースされているし。
 ちょっとしたミステイクを、後日スタジオ・テイクに差し替えるのはよくある話だけど、YMO『公的抑圧』のように、権利関係のゴタゴタによって、ギター渡辺香津美のテイクをまるまるカットしたり、といったレアケースもある。
 近年だと、アンコール曲まできっちりセットリストに組み込んだパッケージ・ライブが主流となり、「どうせ毎日同じ流れなんだから、だったらいっそ、口パクでいいんじゃね?」と開き直るアーティストまで出てくる始末。ジャニーズAKB系を始めとするアイドルが口パクなのはまぁいいとして、トップ・アーティストがやっちゃいかんでしょ。
 そういえばMadonnaなんて、MCまで口パクだったもんな。全盛期のBay City Rollersなんて、ライブなのに曲がフェードアウトした、っていうし。
 話がズレちゃったな、ここまでにしよう。

betty-wright-580

 マイアミ・ソウルのムーヴメントで一緒くたにされて売り出され、その後は大人の歌手への脱皮を図って、ブラコン方面へ行ってしまったBetty。
 今にして思えば、Tina Turner的な方向性もアリだったんじゃないかと思われるけど、時流に乗らないと、って思い込んじゃったんだろうな。当然、Roberta Flackのようにはなれず、せっかく築き上げた人気も急速に萎んでゆく。
 前回のレビューでも少し触れたけど、表舞台からクロスフェードするように裏方に回るようになり、その後は若手のプロデュースや育成などが主だった仕事になってゆく。「Joss Stoneを育てたのは私よ」と表立って言ったわけじゃないけど、原石を見極める眼力が強かったのは確かである。
 純粋な音楽的才能だけでは賄いきれない、高度な契約交渉やエージェントとの駆け引きなど、知性と洞察力が要求されるフィールドにおいても、彼女の才能は発揮された。だって兄貴同様、IQ高いんだもの、二流のビジネスマンでは到底太刀打ちできない。
 裏方としての評判と、広範に渡るコネクションを手に入れたBettyはその後、今度は時流を完全に捉えて若手ヒップホップ・グループのThe Rootsとがっちりコラボ、起死回生のヒットを放つ。誰も予想し得なかったベテラン・シンガーの覚醒は、大きな成功へと導いた。
 この辺までが、俺の知ってるところ。

6e86492a92fc16e503e3b2a6954a74cc--s-music-folk-music

 ソウルのフィメール・ヴォーカルというジャンルは毀誉褒貶が激しいため、日本ではいわゆる流行りモノくらいしか紹介されず、往年のロートルになると国内発売さえされず、ろくに情報も入ってこない。それは今でも続いている。Diana Rossクラスでさえ、いま何してんのかわからないんだもの。それより知名度が低いクラスとなったら、もう生きてるのかどうかさえ定かではない。
 そう考えると、今もフェイスブックやツイッターでつぶやき続けているBettyは、充分現役と言ってもよい。まぁ、最後に見たショットは単なるネイル自慢だったので、直接音楽に結びついてるわけではないけど。
 いまだ現役感を放っている要因としては、近年のシンガーと比べて基本スペックの高さが段違いであることが挙げられる。加齢によるキーの衰えは仕方ないとして、声量は全盛期と比べて変化してないもの。
 Aretha Franklin やChaka Khan を始めとした、60〜70年代の貧弱なPAシステムで歌ってきた彼女ら世代からすれば、ミレニアム世代の歌唱力なんて、声を張り上げた囁き程度のレベルでしかない。オートチューンにもゲートエコーにも頼ることのない、アカペラだけでも充分金の取れる彼女らのパフォーマンスは、今後も揺るぐことはないだろう。
 スーパーの前でミカン箱をステージに、全国津々浦々回ってレコードを手売りして紅白出場まで登りつめた演歌歌手は、現場で鍛えられた地力がハンパない。貧弱なラジカセの演奏だけで、人の心をグッと掴んでしまうのだ。
 国や環境も違うけど、彼女らにはそんな共通したバックボーンがある。
 だから強いのだ。

_SL1000_

 このアルバムがリリースされた1978年は、映画「サタデー・ナイト・フィーバー」に代表されるディスコ・ブームの真っ只中、チャートを見ると、猫も杓子もディスコばっかりになっている。
 ビルボードの年間トップ100を見てみると、上位はほぼBee Geesの無双状態、続いて新規勢力のChicやCommodoresがあとに続いている。Stonesだって、ようやくチャートインしているのが「Miss You」という体たらくで…、あれ、これって前にも書いたよな、確か。
 ただアルバム・チャートに目を移すと、単調なディスコから遠く離れたFleetwood MacやSteely DanらAOR勢も上位に食い込んでいるし、最も脂が乗っていた頃のBilly JoelやBoz Scaggsらがチャートインしていたりいる。Van HalenやTOTOもこの年デビューだったのね。
 なので、流行の上澄みだけすくい取って一様に判断するのは、ちょっと早計である。細かく見ていくと、それなりに多様なラインナップだったことが窺える。いま見ても豪華なメンツだもんな、CarsやDevoまでいるんだもの。

 ニューウェイヴの台頭とベテラン勢の弱体化とが相まって、この時期のロック/ポップス系の勢力図は百花繚乱なのだけど、ブラック・ミュージック界隈は極端に二分化している。シンプルな四つ打ちに加えて、ファンクの要素も取り込んで肥大化したディスコ/ダンス系か、しっとりまったりバラードのブラコン系、大ざっぱに分けると、こんな感じである。
 Marvin GayeやStevie Wonderクラスでもない限り、多くがその二大勢力に飲み込まれていった。金儲けと契約延長のため、と割り切って演じる者もいれば、会社に言われて仕方なく、「やらされてる感」を露わにした者もいたけど、まぁそれはどんな時代でも同じなのかな。我が道を貫き通すため、かたくなに路線変更を拒む者は、レコード会社から契約を切られ、引退するかドサ回りするかしか、選択肢がなかった。
 Bettyの場合、一応、ブラコンにもディスコにも手を出してみて、どっちも自分の適性に合わないと判断して、早々と身を引いた。セールス的に不振だったせいもあるけど、もし時流に乗ってドカンと売れたとしても、それはあくまで一過性のものであり、長く続くものではない、と判断したのだろう。
 裏方に回ること、そして前向きなドサ回りを選んだことによって、Betty は流行に惑わされず、結果的にアーティストBetty Wright の商品価値を貶めずに済んだ。
 それは歴史が証明している。

wright_bett_travelini_101b

 で、話は戻って『Live』。
 このアルバムをリリース以降のBettyは、古巣TKレーベル在籍のまま、突如ディスコ・クイーンにイメージ・チェンジ、内容よりジャケットのインパクトが強烈だった怪作『Betty Travelin' In The Wright Circle』を発表する。女性版Funkadelicの線を狙ったのか、それとも会社に言われて仕方なくやらされたんだろうか、ともかくジャケットも内容も黒歴史的なアルバムである。
 ネガティブな見方をすれば、このライブ盤だっていわゆる投下資本の回収、これまでのヒット曲を詰め込んだベスト・アルバム的な作りであることは否定できない。ディスコ・ソングばっかりで、みんな食傷気味だったマーケットの隙を突くような形のリリースは、ある意味、良いタイミングだったのだろう。みんながみんな、横並びにディスコばっかり聴いてるわけじゃないもんな。
 当時としても、すでに懐メロ扱いだったポジションを逆手に取って、敢えてファン・サービス的なヒット・メドレーを入れたことも、ヒットの要因だった。コンパクトにまとめることによって、グルーヴ感が引き立った印象が強い。
 そんな彼女の全盛期、その最期を記録したのが、この『Live』である。作りは雑だけどね。
 でも、中身は最高。



ライヴ[国内プレス盤 / 最新リマスター / 日本語解説付き](CDSOL-5602)
ベティ・ライト
SOLID/T.K.RECORDS (2016-02-10)
売り上げランキング: 330,870





1. Lovin' Is Really My Game
 アメリカR&Bチャート最高68位を記録した、泥臭いファンク・ナンバー。オリジナルは70年代アメリカのファンク・バンドBrainstorm 1977年のデビュー・アルバムに収録。アレンジはほぼそのまんま、どちらかといえばオリジナルの方がブラス・セクションのソウル色が強く、マイルドな印象。ここではライブということもあってノリ一発、前のめりな押しの強さ。

2. Tonight Is The Night
 1975年リリース、R&Bチャート28位を記録、彼女の代表曲として3本の指に入る絶品バラード。オリジナルのピロピロ奏でられるギターが好きな俺だけど、ここではほぼBettyの歌とベース、それとスネアのみ。それとタイミングよくかぶせられる歓声。疑似ライブ疑惑が取り沙汰されるきっかけとなった曲でもある。オリジナル4分程度だけど、ここでは倍の8分。正直、ちょっと長すぎ。もうちょっとコンパクトでもよかったんじゃね?

BettyWr-11

3. A Song For You
 オリジナルはご存じLeon Russell一世一代の大名曲。様々に曲調が変わる、2分に及ぶイントロでじっくりタメにタメた後、ソウルフルに歌い上げるBetty。情感たっぷりではあるけれど、声質とはドライなため、あんまりねちっこい印象はない。徐々にホーンが盛り上がって熱も上がってゆき、ラストは大団円。お約束ではあるけれど、ここがひとつの見せ場である。

4. Clean Up Woman Medley
 (Clean Up Woman / Pillow Talk / You Got The Love / Mr. Melody / Midnight at The Oasis / Me and Mrs. Jones / You Are My Sunshine / Let's Get Married Today)
 12分に及ぶメドレーの最初を飾るのは、1971年にUS総合6位まで上昇した代表曲。タイトルにも書いたように、「オザケンの元ネタの人」と言った方が日本では通りが良い。Maria MuldaurやBilly Paul、Al Greenなど、当時のヒット曲やお気に入りを挟みながら、飽きさせず聴きいってしまうのは、やっぱバンドとシンガーの地力の強さだな。どんな観客にも対応できる柔軟性…、この歓声がもともとなのか後付けなのかはとにかく置いといて、実際のライブにおいてもこういったグルーヴ感を出していたことは、間違いない。



5. You Can't See For Lookin' 
 1973年にリリースされた、R&B73位を記録したストレートなバラード。あんまりにオーソドックス過ぎて、ダイナマイト・ソウル的なモノを求めるユーザーにはちょっと物足りないかもしれないけど、ライブではこういった緩急も必要。単なるノリ一発ではなく、しっとりしたアクセントを違和感なくつけられるのも、素養の問題である。

6. Where Is The Love
 ラストはこちらも大ヒットを記録したダンス・チューン。US総合96位だけじゃなく、UKでも25位とはちょっとビックリ。前のめり感がハンパないファンクの理想形。ただこの時点では、すっかりオールド・ウェイブとなっていたことも確か。泥臭くフューチャー感のないサウンドは、すでにマニアックなジャンルとなっていた。






Platinum Collection
Platinum Collection
posted with amazlet at 17.11.18
Betty Wright
Rhino/Wea UK (2009-03-16)
売り上げランキング: 190,511

Clean Up Woman & Other Hits
Clean Up Woman & Other Hits
posted with amazlet at 17.11.18
Betty Wright
Rhino Flashback (2003-10-10)
売り上げランキング: 307,101

熱くなり過ぎない、平熱のソウル - Milton Wright 『Friends And Buddies』

jpeg ミュージシャンとは基本、つぶしの効かない職業である。専業一本で食っていけるのはほんのひと握り、ほとんどはそのレベルにたどり着く前にあきらめてしまう。才能や適性だけじゃなく、さらに運とタイミングがうまくかみ合わないと、チャンスにさえ恵まれないのだ。
 もしうまく行ってそのチャンスをつかんだとしても、そこで安心できるわけでもない。そのステージを狙って這い上がって来る者は、いくらだっている。常に引きずり下ろされないよう踏ん張り、そして走り続ける。それがトップランナーの条件だ。
 そんな自分だって、かつては他人を蹴倒して今のポジション獲得に至ったわけで。 

 厳密に言えば、どのレベルからがプロの基準なのか、まぁケースバイケースなんだろうけど、事務所所属やメジャー・リリース契約までには至らなくても、地道なライブ活動や自主制作リリースで食っていける者も、いるにはいる。
 ネットを利用しての自力販促が容易になった今では、メジャーに所属するメリットが少なくなってきているため、セルフ・マネジメントという選択肢もアリっちゃアリだけど、すべてがすべて良いことばかりではない。
 中間搾取が少なくなることによって、昔より多少実入りは良くなったかもしれないけど、逆に言えば大きな販促費をかけられない分、大きくひと山当てることは難しくなった。無名のアーティストのサクセス・ストーリーだって、昔よりスケールが小さくなった。もうハナッからミリオン超えなんて狙っちゃいないだろうし。
 何だか夢のない話ばっかりだな。

100_5023

 なので、先行きのよろしくない日本をマーケットにするのではなく、世界に視野を広げると、もうちょっと過ごしやすくなる。
 レコーディング契約とは縁遠くても、国土も広けりゃ人種も多様なアメリカになると、多少ニッチなジャンルでもどうにかなる。決してヒット・チャートに上がってくることはないけど、延々終わりのないネバー・エンディング・ツアーを繰り返しているジャム・バンドは山ほどいる。本気ですみずみ回ろうとしたら、2~3年は覚悟しなくちゃならないので、結局、年中ライブばっかりというスタイルになってしまう。逆に言えば、それだけニーズがあるということで。
 アメリカに限らず、最先端を追い求めているのはほんのごく少数、多くのリスナーは昔から馴染んだジャンルを聴き続けていることが多い。Taylor Swiftだって、カントリーがベースだったから、あれだけ売れてるわけだし。
 なので、とっくの昔に忘れられたバンドだって、小まめにロードを繰り返していれば、それなりに食っていける。例えば、日本じゃすっかり話題に上がることもなくなったREO Speedwagonだって、現役でライブを続けている。ライブ音源のアーカイブ・サイト「etree.org」のラインナップを見ると、同様に懐かしい名前がゴロゴロ出てくる。Cowboy Junkiesなんて、まだやってたんだな。

 キャパの広いアメリカだからできることであって、これと同じスタイルを日本に持ち込むのは、ちょっと難しい。
 まず、ハコ自体が少ない。さらに地方になると、絶望的に少ない。需要がないから供給が少ないのか、それとも逆なのか、どっちにしろ、今後もあんまり増えていくことはなさそうだ。昔と比べると、野外フェスの件数は増えているけど、バンド側から見れば、それだけで食っていけるはずがない。
 なので、音源販売とライブハウスでの活動が、バンド運営の柱になる。ある程度、知名度が上がらないことには、グッズ制作だって経費がかさむだけだし、在庫を持つというのは結構なリスクである。
 じゃあ、「ライブで評判を呼んで、知名度アップだ!」と意気込んではみても、これもなかなか。固定ファンの少ないバンドにとって、チケットノルマの負担が深刻な問題となっている昨今、よほど交友関係が広いか、それともメンバーに金持ちのボンボンがいないと、活動継続は難しい。
 あ、でもそれって昔からか。グループ・サウンズだって、楽器を買ってもらえる金持ちの息子が多かったっていうし。

allyssa_myran

 なので、どの辺で音楽に見切りをつけて足を洗うのか、切り替えのタイミングを見据えることも、必要になってくる。夢と想いだけじゃ、どうにもならないことだってある。それを理解することだって、ひとつの成長だ。
 デビュー前なら、学業に専念やら結婚やら実家を継ぐやら、何かしらひと区切りしやすいけど、変にうまいことデビューできちゃって、多少なりとも脚光を浴びたりしちゃうと、なかなか抜け出せなくなる。これがまったく鳴かず飛ばずで、あんまり深みにはまるうちならまだいいけど、中途半端に一回売れてしまって、「夢よもう一度」とズルズル続けちゃったりすると、引き際が難しくなる。
 どの業界でもそうだけど、まったく畑違いの職種にくら替えするのは、リスクが大きい。それまで積み上げてきたスキルをチャラにして、新たな道を選ぶのは、とても勇気のいることだ。
 個人的な話だけど、俺だって昔、別の業界に転職したけど、結局同業種に戻っちゃったしね。人間、そうそう違う水には馴染めない。

 で、やっと本題。
 Milton Wrightが、以前レビューしたBetty Wrightの兄であることは、あまり知られていない。俺もつい最近、知ったばかりだ。
 音楽の神に愛されたBettyの大ヒットを受けて、どちらかと言えば裏方気質だったMiltonも、2匹目のドジョウ的に表舞台に引っぱり出された。出されたのだけど、発表した2枚のアルバムは大して売れることもなく、また彼もそこで踏ん張ることなく、静かに活動をフェードアウトしていった。
 もともとIQも高く、何かと高スペックだったMilton、ミュージシャン引退後は大学へ戻り、司法試験にも難なくパスしている。ちなみに、妹BettyもIQ190クラスらしい。知能指数がすべてとは言わないけど、地頭がいいというのは、その後の選択肢にも何かと都合が良い。
 ボストン裁判所の地方判事という正業に就いたMilton、音楽とは何の接点もない職業ではあるけれど、家族兄弟の絆が切れたというわけではなく、その後も目立たない範囲でBetty のバックアップは続けている。定年を迎えた現在はセカンドライフに入ったため、自身の音楽活動も再開しているらしい。
 以前レビューしたJames Masonも、最初の引退後は大学に入り直してまったく別のキャリアを歩み、生活基盤が安定してから、地道に活動再開を目指している。一旦リタイアしても、セカンドキャリアの選択肢が幅広く用意されていることも、大国アメリカの良い点である。

fb60b75b680fe19f417e44e332634bb6--betty-wright-soul-music

 せっかくなので、Milton の他に、法曹関係に転職したミュージシャンがいるのかどうか、ちょっと調べてみた。何がせっかく?ただの興味だよ。
 裁判官だけに絞るといなさそうだったので、弁護士や会計士も含めて検索してみたのだけど、全然ヒットしなかった。まともに1日中勉強していても、3浪以上は当たり前の業界なので、転職先としては、めちゃめちゃハードルが高い。世界的にもこの事情は変わらない。

 さらにせっかくなので、同じく畑違い、政治家になったミュージシャンはいないものか調べてみた。「人前に出て熱い想いを訴える」というプロセスは似通ってるので、もうちょっといるかと思ったけど、これも案外少ない。知ってる範囲では山本コータローと内田裕也。でもこの2人、落選してるんだよな。なので、除外。
 世界に目を向けてみても、そんなにいるわけではない。シェールの元相方Sonny Bonoがアメリカ上院議員になっている程度。世代的にかなり上の人なので、正直ピンと来ない。
 もう少し俺世代でも「おぉっ」と思える人物がいないものか、欧米以外にも範囲を広げて調べてみると、あらいたわ、Midnight Oil。
 環境問題を含めた政治的メッセージを強く打ち出していた、80年代オーストラリアを代表するバンドのリーダーPeter Garrettは、バンド解散と前後して政治家に転身、2010年には学校教育・幼児・青年問題担当大臣に就任している。Garrett 同様、政治的な発言が多かった同世代として、R.E.M.やU2のBonoあたりが思いつくけど、キャリアを捨ててまで、そっち方面へ行く気配はなさそうである。
 そういえば、いま何やってんだMichael Stipe。

lg-20000-watt-rsl-cover

 話は戻ってMilton Wright 。あり余るエモーションが爆発したパフォーマンスを見せたBettyとは対照的に、落ち着いたジャズ・ファンク系のサウンドと脱力系のヴォーカルは、ディスコ黎明期だった1975年のニーズとは、噛み合わせが悪かった。
 今でこそ、レアグルーヴの定番として持てはやされ、すっかり定番化しているけど、リリース当時は、ジャズなのかファンクなのかソウルなのか、どこにもカテゴライズしづらい音楽性が、一般ウケしなかったんじゃないかと思われる。多分「Bettyの兄」というキャッチフレーズでもって売り出されたんだろうし、彼女と同じ傾向を求めるユーザーからすれば、ちょっと肩透かしを食らったことだろう。
 シンプルなファンク・ビートをベースに、声を張り上げない朗々としたヴォーカル、ペンタトニックを主体としたセオリーはずしのコード進行など、21世紀になって聴くには「こういったのもアリ」なのだけど、まぁわかりづらいわな。ちょっと早すぎだった。



Friends & Buddies
Friends & Buddies
posted with amazlet at 17.11.11
Milton Wright
Henry Stone Music (2005-12-20)
売り上げランキング: 1,450,172





1. Friends And Buddies
 スペーシーなシンセとハイハットから始まるグルーヴィー・ソウル。Stevie Wonderをもっとジャズに寄りにしたサウンドは、泥くさく騒々しいマイアミ・ソウルからは遠いところで鳴っている。サウンド自体はベースもブリブリ、Bettyを中心としたコーラス隊もソウルフルなのだけど、Miltonの声が入るとAORになってしまう。



2. Brothers & Sisters
 強烈なアープの歪みが印象的なオープニングで、同じく女性コーラスによるサビもインパクトがあっていいのだけど、地味だよなやっぱり。シンガー次第ではもっとアゲアゲのディスコ・チューンになりそうなところを、淡白なヴォーカルが全体の温度の上昇を抑えている。でも、そんな平熱を保つ態度だったからこそ、同時代に消費されず真空パックされ、後年の再評価につながったのかなと思えば、結果的には良かったのかな。

3. Get No Lovin’ Tonight
 ちょっと調子のはずれたフルートの音色が印象的な、フリーソウル系でも評価の高いミドル・テンポのファンク。ベースのブリブリ加減と、時々挿入されるネチッこいギター・ソロがベースになっているのだけど、まぁクドいファンクネス。Isleyあたりが歌ってたら売れたかもしれないけど、今になって聴いてみると、このホドホド加減がちょうどいい感じでまとまっている。



4. Po’Man
 シタールっぽいエフェクトをかけたギター・ソロが好きだったのか、ここでもイントロから使われている。そこにユニゾンさせるような、スペーシーなシンセのコード弾き。誰だったかすぐ出てこないけど、こういった使い方ってロックの話法だよな。単純にソウル一筋でやってきた人の発想ではない。

5. Keep It Up
 再発見のきっかけとなった、ジャジーかつスペイシーというしか形容のしようがない、シンセとアコギとのハイブリット・サウンドは、多くの人に開かれている。さらに知的になったBill Withersといったイメージで売り出せば、もうちょっと売れたのかもしれないけど、やっぱマイアミ系で売り出したのがいけなかったのかな。当時のBettyとは、まったく相反する音楽性だもの。

6. My Ol’Lady
 とはいえ、まったくソウル・エッセンスがないわけではない。比較的オーソドックスな構造を持つ親しみやすいメロディ、キャッチーなコール&レスポンス。ちょっと斜に構え気味だったMiltonのヴォーカルも、ここでは少し熱が入っている。わかりやすいアップテンポのニュー・ソウルは、もうちょっと多くの人に聴いてほしい。

172022b (1)

7. Black Man
 高らかに歌い上げるAORソウル・チューン。やっぱBill Withers路線が良かったんだろうな。Milton的にはどう思ってたのかは知らないけど、既存のカテゴリに無理やりはめ込まない、多様な音楽性が当時のニーズとは合わなかったのが惜しいところ。いっそ匿名で出しちゃった方が良かったのかもね。

8. The Silence That You Keep
 80年代の山下達郎と似たテイストを感じる「閉じたソウル」。リズム・ギターのカッティングなんて『For You』時代を彷彿とさせる。
 そうか、だから俺のツボにはまってるのか。今ごろ気がついた。





Spaced [Analog]
Spaced [Analog]
posted with amazlet at 17.11.11
Milton Wright
Alston (2016-12-16)
売り上げランキング: 178,460

Platinum Collection
Platinum Collection
posted with amazlet at 17.11.11
Betty Wright
Rhino/Wea UK (2009-03-16)
売り上げランキング: 168,276




カテゴリ
北海道の中途半端な田舎に住む、そろそろアラフィフ男。ほぼ週1のペースで音楽ブログ更新中。節操ない聴き方と思われてるけど、自分の中では一貫してるつもり。 最近は蔵書の整理がてら、古い本を再読中。ジョン・アーヴィングから始まって、フィッツジェラルドやゾラ、モームなど、いわゆる古典の復習中。いつになったら終わることやら。新刊読めねぇや。
QRコード
QRコード
最新コメント

音楽 ブログランキングへ


にほんブログ村 音楽ブログへ
にほんブログ村




アクセス
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: