好きなアルバムを自分勝手にダラダラ語る、そういったゆるいコンセプトのブログです。

ファン上級者向けの問題作 - 岡村靖幸 『Me-imi』

folder 2004年リリース、岡村ちゃんにとっては6枚目、そしてなんと9年振りとなるオリジナル・アルバム。前作の『禁じられた生きがい』が1995年で、こちらも5年のブランクがあってのリリースとなっており、その寡作ぶりは大滝詠一・山下達郎に匹敵する。みんな手間ヒマかける作風だしね。
 デビューからずっとエピックに所属していた岡村ちゃん、まぁその、何やかやいろいろあって、『Me-imi』は設立されて日の浅いデフ・ジャムからのリリースとなっている。そう、あのデフ・ジャムである。Beastie BoysやPublic Enemyが代表的アーティストとして有名な、ヒップホップ・レーベルの。
 80年代歌謡曲とファンクとのハイブリッド・サウンドを志向していた岡村ちゃんの復活と、デフ・ジャムの日本進出とがうまくリンクしたことは、奇跡的な邂逅と言ってもよい。ちょっと大袈裟かな。どっちにしろ、デフ・ジャムでのアルバムはこれ1枚きりだし。
 オリコン最高14位はもう仕方のないところ。何しろ9年振りの新作なんだから、普通なら「満を持しての活動再開」といったムードで盛り上がるはずだったけど、何やかやのおかげもあって大々的にキャンペーンを張るにはリスクが大きすぎた。日本では新興扱いであるデフ・ジャムのプロモーション体制が整っていなかったのも、ひとつの原因ではあるけれど、まぁやっぱり岡村ちゃん自身の問題だよな。
 この時期の彼はある意味、火中の栗であって、誰も好きこのんで手を差し伸べようとはしなかったのだ。筑紫哲也のニュース番組に出演したこともあったけど、あれだって「犯罪者の更生」といった左翼的な視点であって、別に音楽性について突っ込んでるわけじゃないし。

 もともと友達の少ない岡村ちゃんにとって、数少ない友人、同世代でよくつるんでいたのが吉川晃司と尾崎豊だった、というのはわりと知られている話。調べてみると、みんな1965年生まれだった。
 よく遊んでいたのが18,9の頃で、尾崎と吉川はすでにデビューしており、岡村ちゃんはまだ「ダンスがうまい作曲家」の域を出ない、なかば業界人に足を突っ込んだだけの存在だった。デビュー曲「モニカ」が大ヒットしたことによって、ザッツ芸能界に取り込まれようとしながらも馴染めず、独りもがいていた吉川と、まだヒット曲はなかったけれど、すでに十代のカリスマとして、知る人ぞ知る存在になりつつあった尾崎、で、当時はまだ「その他大勢」「吉川と尾崎、それともう一人のデカいの」的扱いだった岡村ちゃん。考えてみりゃ、接点ないよなどう見たって。
 もろ体育会系の吉川と、ナンパな文化系の尾崎、そうなると岡村ちゃんは帰宅部といったところか。あまりにかけ離れた三者三様は、逆に接点の無さによって、ビジネスを超えた友情を育むことができた。ライブで共演なんかはいくつかあるのだけれど、ガッツリ組んだコラボはないものね。

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 岡村ちゃんのデビュー前後までは、大きなガタイの3人組の深夜の徘徊が、たびたび六本木界隈で目撃されていた、ということだけど、次第に3人とも多忙になったせいもあって、出会う頻度は少なくなってゆく。
 時期的には、確か尾崎の逮捕がターニング・ポイントになったと思われる。「ひたすら飲んでダベってナンパして」のズッコケ3人組は、それぞれの生活を背負うようになった。それなりに知名度もあるため、互いに顔を合わせると、それだけで周囲が騒ぎ出す。
 -もうあの頃のように、無邪気に遊び回ることはできない。気ままな青春時代は終わったのだ。

 ザッツ芸能界への不信感がピークに達していた吉川は、ナベプロから独立して音楽活動に専念、これまで以上にロック・サウンドへの傾倒を強めていった。これまでと違うフィールドをサヴァイブしてゆくため、パートナーとして選んだのが布袋寅泰で、その後はコンプレックス結成へと動く。
 彼ら2人に遅れは取ったけど、岡村ちゃんもまた「ピュアでちょっぴり不器用な十代の代弁者」というソニーお得意のメソッドから脱却して、「ピュアで不器用だけれどエッチな君のことが好きなんだよベイベ」というキャラクターを見出した。その純粋な変態性がコアなファンを生み出し、両者とは別な意味でのカリスマ性を築き上げていた。
 もう、「その他大勢」じゃない。
 ないのだけれど、もう一人。
 青春時代をうまく終われなかった男が独り。

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 尾崎の死と前後するように、次第に岡村ちゃんの活動はペースダウンしてゆく。そんなアクシデントが引き金となった、と言えばドラマティックなのだろうけど、多分関係ないだろうと思われる。25、6という年齢は、男にとっても女にとってもひとつの曲がり角なのだ。
 当時のインタビューで岡村ちゃん、「曲は書けるけど詞が書けなくて、たびたび作業がストップする」と漏らしている。世の中はバブルが弾けて経済的にも曲がり角だったけど、「またそのうち、景気だって上向くさ」という希望が残っていた。享楽と喧騒に満ちた永続的モラトリアムはまだ続いていたはずだったのだ。だったのだけど。
 岡村ちゃん自身のジャッジの基準が上がっていたのは、真摯なミュージシャン・シップからすれば至極当然な経緯ではある。
 題材は変わらない。愛はいつだって不変のものだ。
 でも、その表現の仕方を進めるには?今までと同じだったら、それじゃいけないんじゃない?
 かつて尾崎は「ファンと共に成長する」ことを強いた挙句、そのファンのニーズから大きく乖離した方向へ迷走し、そして志半ばで息絶えた。
 岡村ちゃんもまた、自己成長を急ぎ過ぎた挙句、袋小路にはまり込んでしまったのだ。

 その後の岡村ちゃんの音楽は、混迷と流浪の歴史である。その軌跡が生々しく刻まれているのが、この作品集というわけで。
 『Me-imi』での岡村ちゃんが放つ音は、どれも攻撃的になっている。ピーク・レヴェルや定位バランスは二の次で、90年代の主流であるテクノやレイブ、ハウスから大きく影響を受けた、歪みの多い暴力的なビートが支配している。これまでエフェクト的に使われていたパーカッションや複雑なリズム・アレンジは後退し、四つ打ちに代表される、トランス効果を狙ったミニマルなアレンジが多くを占めている。
 ラウドな響きに呼応するように、発声のインパクトを重視した単語の羅列は、これまでのストーリー性を放棄している。十代二十代の童貞臭漂う切なく笑っちゃう叫び、前向きに生きていきたいけれど変に自虐的な過去の自分。想い出とは常に郷愁の中にあるものなのだ。
 岡村ちゃんの青春時代は終わってしまったのだ。

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 青春時代を総括するため、尾崎は「その後」を探し求めて迷走し、確かな答えをつかまぬまま、生きることをやめてしまった。良くも悪くも「完結」しなかったことで、尾崎は伝説となった。本人的にはどう思ってるんだか。
 『誕生』のレビューで書いたけど、別に成長なんかしなくても良かったのだ。自分が良いと思ってるのなら、永遠に少年少女に向けた歌を歌ってたって構わない。それが「商業主義すぎる」とか「ユーザーのニーズにベッタリし過ぎ」とか言われたって、誰に迷惑をかけるわけでもない。どんな時代においても、そんな歌を求めているファンは必ず一定数は存在するのだから。
 何も強引に、「成長しなくちゃ」と無理に変えることはなかったのだ。

 『Me-imi』リリース後、岡村ちゃんは再度、世間をお騒がせすることになる。その後も紆余曲折を繰り返し、完全復活までにはもうちょっと時間が必要だった。
 「好きなこと歌って気持ちよくなって、みんなに喜んでもらえりゃソレでいいんだよベイベ」と開き直れるのは、もうちょっと先の話である。


Me-imi
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1. 5!! モンキー
 リズムにこだわりがあるのは変わらない。『家庭教師』期に確立した、複合リズムのごった煮。ただ、以前の岡村ちゃんの作るトラックには「え?」と思わせる隙間があり、そこでひと息つかせる余韻を感じさせる余裕があった。最も伝えたいのは言葉であって、リズムが前に出過ぎると、そのメッセージは薄れてしまう。「高慢ちき」「抜本的思想」「土・天・冥王」など、普通なら歌詞として使うには難しい言葉を躊躇なくチョイスするのは岡村ちゃんらしいけど、ストーリー性より発声の語感を優先しているため、散漫な印象ばかりが残る。
 なので、後にリメイクされた『エチケット』ピンク・ヴァージョンではもうちょっとサウンドがトリートメントされており、本意が伝わりやすい。

2. モン-シロ
 先行シングルとして発売。これもやたらエフェクトが多い乱雑なリズム・アレンジとなっているのだけど、1.ほどヴォーカルがそれほど歪んでいないので、なぜかソフトに聴こえてしまう不思議。でもどっぷりファンクなのは変わりない。

 モンシロみたく直接 花のひだに密接したいな
 おいしいもん見たら即決 力の限り いま飛び越える

 岡村ちゃん得意のエロソングだけど、以前のようについ笑っちゃうようなナルシシズムな視点はなく、比喩は使っているけどダイレクトなエロを展開している。「大人になった」ってことなのかな。

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3. ア・チ・チ・チ
 このアルバムの中では最も人気も高く、外に開かれたキラー・チューン。その後のライブでもほぼセットリストから外されていないので、本人的にも会心の出来だったんじゃないかと思われる。
 かなりクラブ・シーンに接近したファンクとなっており、ひとつひとつのパートの音は軽いのだけど、それらがうまく融合し合って独特のグルーヴ感を創り出しているのは、岡村ちゃんの面目躍如といったところ。かなり80年代Princeの影響が強く出ているのだけど、オマージュと呼んでおこう。

4. ファミリーチャイム
 「ペンション」の世界感を想起させる、このアルバムの中ではどストレートなバラード。ただ、このアルバムのテイストではちょっと浮いた感じ。宅録打ち込みの薄いサウンドじゃなくって、これこそベタなストリングスを使ってゴージャスなサウンドの方がもっと映えるはずなのだけど、この時期じゃ無理だったか。岡村ちゃんのヴォーカルも手クセが強く、もっとドラマティックに表現できるはずなのに。ラストの適当英語は結構好きだけど。

5. ミラクルジャンプ
 先行シングル・カットの2枚目。エロさを排除して、さわやかな青春時代をヴァーチャルに表現することに長けた岡村ちゃん渾身のエヴァーグリーン・ソング。ファンのニーズど真ん中の歌詞なのだけど、やっぱこの世界観の量産はキツいのかな。3.なんかと違って時事風俗的な言葉は使われてなく、普遍的なパーツで構成されているのだけど、風化しない物を作り続けてゆくのは困難だし、本人が先に飽きちゃうんだろうな。
そこを開き直るには、まだ数年待たなければならない。

6. 未完成
 よくライブの小休止的に行なわれていた、弾き語りコーナーをそのまま移植したようなバラード小品。シンプルであるがゆえ余計な味付けがなく、まるでアドリブのような岡村ちゃんの語りが堪能できる。アルバム全体が同じテイストだからしょうがないのかもしれないけど、これもサウンドにもう少しガッツがあれば。バックがピアノのみなのはいいんだけど、せめてヴォーカル。エコーかけようよ。ノンエコーだとサウンドがドライ過ぎる。

7. 軽蔑のイメージ
 岡村ちゃんにしてはギターが前に出ており、音もちょっとアメリカ・オルタナ気味で珍しい。ハイハット・バスドラの響きがやたら重厚で、その他にも多種多様なエフェクトがとっ散らかった印象を受ける。それでいてメロディはやたらキャッチー。歌詞は支離滅裂であっち行ったりこっち行ったりなので、まともに分析しようとするとバカを見る。一応ライムにはなっているけど「超マブ 総立つ」はダサいと思う。

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8. マシュマロハネムーン~セックス
 ハウスのフォーマットをいち早く導入しながらも、ちょっと消化不良気味でフワッとした微妙な仕上がりとなってしまった2001年のシングルと、リズムがダウナー過ぎて試行錯誤ぶりが表出してしまった1999年のシングル。
 それら2つをくっつけるとあら不思議、高機能なダンス・ファンクとして生まれ変わっちゃった。曲調はまったく違うのに違和感なく馴染んでしまうのは、ハウス・ビートの消化によるトラックのスリム化が勝因。
 -John Lennonがある日、プロデューサーGeorge Martinに、「まったくテイストの違うこの2曲をひとつにまとめて欲しい」と無理難題を押し付けた。「また始まったか」と内心思いながら、どうにかこうにか工夫したり加工したりして、望み以上の楽曲を仕上げた。それが「Strawberry Fields Forever」。
 まとめ上げたMartinもすごいけど、そんな突拍子もない発想をするJohnの方がやっぱ偉大。天才と変人の紙一重だな。


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俺(殿下)が思うところのロック - Prince 『Chaos And Disorder』

folder 1996年リリース、殿下にとって18枚目のオリジナル・アルバム。そして、18年に渡って在籍してきたワーナーでの最後のアルバムでもある。
 チャート的にはUS23位UK14位、どの国でもゴールド・プラチナ認定さえされていない。なので、実売数は相当低かったかと思われる。まぁ言っちゃえば、契約消化のために作られたアルバムなので、売れようが売れまいが、どっちでもよかったんだろうな、お互いに。
 逆に、これが下手にバカ売れして、しかもやたら絶賛されて名盤扱いにでもされちゃったりすると、それはそれでまためんどくさくなる。取り敢えず「契約履行のために出しましたよ」的な既成事実さえあれば、ワーナーも殿下もwin-winだったわけで。「ファンがどう思おうが知ったこっちゃない」的な裏事情が当時から囁かれていたため、やっつけ仕事的に雑なな扱いをされている、実はとてもかわいそうなアルバムでもある。

 まともなプロモーションもなければ、ツアーもなし。強いて言えば「ワーナー最後のアルバム」というのが唯一の売り文句であり、誰もまともにプッシュしようとしなかった。しかも、当事者であるはずの殿下の心は、リリース前からすでに別の方を向いていた。
 『Chaos And Disorder』がリリースされたのが7月で、そしてほぼ間を空けることなく、11月には怒涛の3枚組『Emancipation』 がリリースされている。「解放」というタイトル、呪縛から解き放たれたことを露骨に出したジャケット・デザインといい、やたらハイになった殿下がここにはいる。よほど嬉しかったのか、異例のプロモーション来日までしてしまうくらいだし、内容的にもやたらポジティヴな楽曲が多い。リリース当初、「これを作るために生まれてきた」と言わしめたくらいだから、その気張りようが窺える。
 でもね、殿下って大風呂敷広げることはしょっちゅうだけど、畳むことまで気が回らないんだよね。NPGのネット配信スタートした時もそうだったけど、始めるまでが一番テンション高いんだよな。そんなだから、長く続かずすぐ覚めちゃうし。

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 よくわからないうちに副社長として持ち上げられたり、リリース・ペースを抑えられたり、何かと不満の多かったワーナー時代だったけど、変に情に流されないビジネスマンらの抑止力によって、殿下のアーティスト・ブランドが護られていたこと、乱発によって時価総額の低下を防いでいたことも、また事実である。「ある程度、制約を設けた方が名作が生まれる」というのはよく聞く話で、逆にリミッターがはずれてやりたい放題振る舞った挙句、駄作となってしまうのも、これまたよくある話で。
 なので、ワーナー離脱以降の殿下。
 誤解を恐れずに言っちゃうと、結構な数の駄作を連発している。

 3枚組というボリュームばかりが喧伝された『Emancipation』だけど、正直、内容について書かれたレビューは驚くほど少ない。よほどのコアなファンじゃない限り、総収録時間180分に及ぶ大作の詳細をつかむのは至難の業。俺だって、そんなしょっちゅう聴くわけじゃないし。第一、3枚とも収録時間を60分ピッタリに収めることに、一体何の意味があるというのか。まぁ殿下のことなので、我々下々の民には理解しえぬ意図があったのかもしれないけど、でももう少し曲数絞ってコンパクトにまとめてもよかったんじゃないかと思われる。
 その後にリリースされた3枚組『Crystal Ball』も同様。これまたワーナーの横ヤリで一旦ボツになり、なぜかだいぶ後になってから、突然正規リリースされたものだけど、これまたとにかく「長い」。本編でさえてんこ盛りな物量なのに、さらにおまけとして、アコギ弾き語りの『The Truth』、もひとつオマケでインスト作品『Kamasutra』までくっつけてしまう大盤振る舞い。『Emancipation』同様、体調を万全に整えておかないと、確実にヤラれてしまう大作である。
 その後も、なぜか突然ジャズにハマった殿下、NPG限定で趣味全開のインスト・ジャムを、3作立て続けにリリースしたりしている。正直、殿下の作品コンプ目的でもない限り、購入意欲の湧かない作品群である。俺もまともに聴き込んでないし。
 晩年近くになってからは、フュージョンに手をつけたりお姉ちゃん3人とバンド結成したりなど、一貫した活動を行なっていない。その時に興味が湧いたものを、後先考えず手をつけて、できちゃったらやりっ放し。

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 「駄作」と言い切ってしまったけど、あくまで「殿下の通常フォーマットのアルバムと比較して」の話である。二流アーティストの「渾身の力作」と比べれば、完成度・エンタメ度は段違いに高い。ただ、世間一般が思うところの「Prince」のアーティスト・イメージ、イコール市場のニーズとは全然別のベクトルを向いた作品が多かった、ということであって。
 本人的には、どれも意味のある作品なのだろうけど、正直、ユーザーの立場からしてみれば、何度も聴き返すには辛いものだってある。いま挙げたものは、不特定多数の聴き手を想定した音楽ではないのだ。
 内に閉じた作品というのは、自己修復あるいは回復プログラムの一環として製作されたものであって、幅広いマスへ向けられたものではない。その影響力は、極めて限られた範囲でしか作用しない。そもそも、第三者に聴かれることを想定した作品ではないのだ。

 で、『Chaos And Disorder』。制作サイドとしては「駄作」の部類なのかもしれないけれど、楽曲が放つベクトルは、そこまで内にこもっているわけではない。
 一般的に評価の低いアルバムではあるけれど、俺個人としては、それほど嫌いなわけではない。歌モノであるおかげもあって、前述のインスト群と比べれば、一般性はずっと強い。
 アマゾン・レビューを見ても、そこまで酷評されているわけではない。「キナ臭い裏事情を背景に持つ作品」という周知が広がっているせいもあって、むしろ同情的な意見も目につく。代表作とまでは言わないけど、ある程度、殿下への理解が深いユーザーだったら、受け入れられる作品なのだ。

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 「後ろ向きな動機で作られた」という事実は変わらない。自暴自棄となった殿下の天衣無縫ぶりが炸裂した作品なので、ユーザーに対しての配慮というのはないはずである。なのに、ごく一部のユーザーからの支持が根強い『Chaos And Disorder』。
 やっつけ仕事であるにもかかわらず、放出されている強烈な「怒り」、そして、制御しきれぬ野放図なパワーの放出が、逆に「負のパワー」として昇華、強いエネルギー磁場として鎮座している。

 「どうせ契約消化」と割り切るのなら、適当なシンセ手弾きのアンビエントや、バンド・メンバーをスタジオに押し込んで、適当にセッションさせたのを適当に編集したものでお茶を濁してもよかったのだ。ワーナーとの確執は誰もが知る事実だった。そんな裏事情は誰もが知っていたのだから、誰も殿下を責めることなどありえない。
 そういった安易な策を選ばなかったのは、殿下本来の「真摯に音楽に向き合う姿勢」、音楽のミューズを決して裏切らないスタンスに尽きる。

 結局、我々は殿下の掌の上で転がされているだけなのだ。
 その神通力は、いまだ衰えを知らない。


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1. Chaos and Disorder
 『1999』以降の殿下は、黒人=ファンク/R&Bという枠を壊してゆくため、なかば意図的にロック・ナンバーを増やしていったけど、その到達点と言うべき完成形が、この曲。「黒人がロックをプレイする」のではなく、「俺(殿下)が思うところのロック」として、オリジナル形態のハード・ロックがここに誕生した。既存ロックの模倣ではなく、「現在進行形のロック」として提示することによって、彼は真の意味でのプログレッシヴなアーティストであることを証明した。
 まぁそんな御託は抜きにしてもノリの良いグルーヴ・チューン。心臓の鼓動によるラストも完璧。

2. I Like It There
 と思ったら、これはもう少しベタなロック。「黒人によるロック」は3分程度なので疾走感はメチャメチャある。ていうかギター弾きたかっただけなのかな。まぁこの辺がやっつけ仕事的に思われちゃったのかもしれない。アベレージは十分クリアしているのだけど。最後の銅鑼は何だ?

3. Dinner with Delores
 なぜかUKのみでシングル・カットされた、久々のアコースティック・バラード。『Parade』~『Sign “o” the Times』あたりに入ってても違和感ない、ファニーな一面をのぞかせている。時々見せる穏やかな曲調は、ちゃんと聴いてみるとイレギュラーなメロディがJoni Mitchellからの影響を窺わせる。間奏でハードなギター・ソロを挿入したりなど、短いながらもメリハリが強い構成が印象的。
 UK最高36位ってのは中途半端な数字。どうせなら1.をカットした方がよかったんじゃ…、いや変に好評だったらまずかったのか。

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4. The Same December
 キャッチ―なロッカバラード。ギターのフレーズがグランジっぽいのとオープニングの調子っぱずれなパワー・ポップ以外は、光るところは結構あるのだけれど、支離滅裂な構成やアレンジが惜しいところ。きちんと練り上げればキラー・チューンにもなりそうだけど、適当にまとめちゃったんだろうな。

5. Right the Wrong
 大味なロック・チューンのバッキングに乗せてつぶやくモノローグ。こういった曲調のセオリーとして、普通ならもっとベースの音を膨らませてボトムを強調するはずなのだけど、そこはベースの音が嫌いな殿下、なんか腰が入ってないパワー・ポップになっちゃってる。ドラムもあまりラウドなのは好まないし、これはこれでひとつの個性と言える。
 「何か変」=「差別化」というモデルケースのひとつ。良い意味だよ、もちろん。

6. Zannalee
 タメのきいたメタル的ギター・ソロから始まる、ブルース・タッチのロックンロール。普通にやったら無難な仕上がりだけど、やはり殿下が演じられるだけあって「どこか変」。
 どの曲もそうだけど、構成・アレンジ的にはいくつものアイディアが詰め込まれており、とても1週間で作っちゃったとは信じられないサウンドの洪水。出し惜しみせず感情の赴くままに作っちゃったんだろうけど、まとまりがないのがすごく惜しい。売れる要素をきちんと仕分けしてトリートメントしてやれば、もっと売れたかもしれないのに。
 あ、売れちゃったらまずいのか。

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7. I Rock, Therefore I Am
 そういったアイディアをもうちょっと整理して、きちんとまとめ上げたのが、これ。ロック<ファンク寄りのサウンドはやはり肌に合っており、挿入されるラガマフィンやラップのエッセンスも違和感なく溶け込んでいる。80年代テイストなシンセのリフに絡めた殿下の多重ヴォーカル&コーラスも、すべてが強いインパクトを放っていながら突出せず、特有のグルーヴ空間を作り出している。
 やっぱりヒットさせたくなかったんだろうな。こんなキラー・チューンを地味なポジションに置くだなんて。もし売れたって、ワーナーの懐が潤うだけだし。

8. Into the Light
 荘厳としたピアノ・バラードから、徐々に曲調がアップ・テンポに差し替わり、オーソドックスなロッカバラードに変化してゆく、アメリカン・ロックの王道パターン。あまり事前に決め事のないジャム・セッションならではだけど、殿下の場合は事実上独りでレコーディングすることが多いので、こういうのってやっぱ多人数でプレイした場合をシミュレートしてるんだろうか。晩年は特にそういった傾向が強かったけど、どこかでバンド・マジックを欲していたのかもしれない。それにしては曲調は目まぐるしく変化するけど。

9. I Will
 ハードな曲が続いたので、アクセントとしてのバラード小品。やっぱ完全に手を抜けないんだな、この人。やっつけ仕事とはいえ、バランスを考えた構成でまとめちゃうし。インタールードとしても優秀。でもギター・ソロはやっぱり泣きまくっている。弾きたかったんだよな、きっと。

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10. Dig U Better Dead
 タイトル・コールのサビを延々と発展させた、殿下得意のワンコード・ファンク。こういった曲ならいくらでもできるはずだし、コアなファンのニーズもまさにこの辺り。クールなリズムをバックに無限ループで続くグルーヴのさざ波。

11. Had U
 ラストはエピローグ的な独白。ミュージカルの挿入歌のような雰囲気を醸し出しており、どこか不穏げ。ハッピー・エンドというわけには行かないよな、コンセプト的に。



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邦題は『ブラックロック革命』(笑) - Earth, Wind & Fire 『Head to the Sky』

folder 1973年にリリースされた、4枚目のオリジナル・アルバム。前作『Last Day and Time』邦題『地球最後の日』がビルボード最高89位止まりだったのが、今回はいきなりビルボード最高27位をマークしたうえプラチナまで獲得、彼らにとって出世作となった。
 それまではブラック・チャートでどうにかトップ40に食い込む程度、一般的には地味なポジションに甘んじていた彼らだったけど、突然何の前触れも下準備もなくブレイクしたわけではない。そこに至るまでには、客観的な自己分析と冷静なシーン分析とがあったわけで。
 『地球最後の日』から彼ら、所属レーベルをワーナーからコロンビアに鞍替えし、これが大きな転機となったのは間違いない。移籍に伴ってバンド・コンセプトの抜本的な練り直しを行ない、その成果が実ったのが『Head to the Sky』だった、というわけで。

 デビュー当時は、アフロ〜ジャズ・ファンクをベースとしたブラス・ロック的な特性が強かったEarth。土着性の強いアフロ・ジャズ・サウンドは、もっぱらリーダーMaurice Whiteが持ち込んだものだった。緻密に組み立てられたインプロビゼーション主体のサウンドは崇高なものだったけど、商業的に成功する類のものではなかったし、しかも評論家筋にもピックアップされることはなかった。黒歴史だよな、要するに。
 この時代のソウル/ファンク系アーティストにありがちだけど、Whiteもまた、「意識の高い音楽が既存の社会や政治に一石を投ずることができる」ことを盲信していた。なので、サウンドはシリアスで遊びのないもの、メッセージ性やコンセプトに比重が置かれている。当然、全体のクオリティは高く筋も通っているのだけれど、正直何回も聴き直したくなる音楽ではない。サウンドよりメッセージ、フィジカルよりロジカルを優先した構造である。
 要するに、つまんないのだ。

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 ある意味、プログレ的な構造を持つ初期のEarthが好きな人もいるのかもしれないけど、多分ごく少数と思われる。賛否両論はあるけれど、70年代ソウル/ディスコ・シーンにおいては確実に足跡を残したアーティストなので、一応すべてのオリジナル・アルバムが再発されてはいるけど、一般的なEarthファンが手を伸ばすには、ちょっと危険な内容である。ジャズ寄りのレアグルーヴが好きなクラブ・ミュージック・ユーザーか、よほどのコア・ユーザーでもない限り、購入する人は少ないだろう。
 実際、俺も持ってないし。

 で、コロンビアに居を移したEarth、心機一転もつかの間、まずは結果を出さなければならなかった。リリース契約もそうだけど、売上次第ではバンド運営が危ぶまれるため、策を講じなければならなかった。今も昔も変わらず、ホーン・セクションを自前で抱えた大所帯バンドは、右から左へ一歩進んだだけでも経費がかかるのだ。
 ワーナー時代の中途半端なサウンド・アプローチの反省を踏まえ、まずWhiteが行なったのがヴォーカル・パートの補強である。
 古参メンバーであるSherry Scottだけを責めるわけじゃないけど、彼女がWhiteに比肩するほどのキャラクターを確立できなかったことは、歴史が証明している。正統なソウル・バラードを持ち味とする彼女のスタイルに、演奏陣が十分に対応しきれなかったのも、互いに悲劇だったけど。まぁやっぱりWhiteだよな。「I Think About Lovin' You」なんて珠玉のバラードなんだけど、これって別にEarthじゃなくてもいいしね。
 低音パートを主としたWhiteとの相乗効果を生み出すには、力強い高音が必要だった。そんなわけで引っ張ってきたのが、ご存知Philip Bailey。単なるシャウト中心のタイプではなく、曲によって硬軟使い分けられる彼の声質は、アフロ・ベースのリズム・セクションとも相性が良かった。タイプの違う男性ヴォーカルの双頭体制は、サウンドの土台となるボトムにメリハリをつける結果となった。

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 ただ変なところでバランス感覚を気にしてしまうWhite、フロント2人が男性だとむさ苦しく思ったのか、アクセント的に使う目的で、女性シンガーJessica Cleavesを加入させている。なんか不安になっちゃったのかな。
 女性シンガーを置く利点として大きいのが、ライブでの場持ちの強さである。見栄え的にも華が一輪あった方が野郎臭さを抑えられるし、演奏陣だって力の入れようが違ってくる。音楽的な利点としても、コーラスやハーモニーに厚みを持たせることができ、数曲メイン・ヴォーカルを受け持つことで、ショー全体の流れにメリハリをつけることができる。JBだって必ずショーには一人、デュエット・シンガーの女性をフィーチャーしていたよな。まぁ色んな意味を含めてだけど。
 ただ、レコーディングとなると話は別で、高音パートのBaileyとカブってしまうため、コンビネーションがうまくいかなかった。レコードではフィーチャーされることが少なかったため、結局Jessicaは2年弱でバンドを去ることになった。
 Earthとは肌が合わなかったけど、彼女自身のスペックが低いわけではなかったため、脱退してすぐGeorge Clinton に見出され、P-Funk 中心の活動にシフトしていったことは、互いにとって良い落としどころだったと言える。

 ヴォーカルの補強はどうにかなったので、さらにWhite、次はもっと大掛かりなサウンド・コンセプトの路線変更に手をつける。
 カリンバを始めとしたアフリカン楽器によるエスニック・テイストは、Whiteが描いた揺るがぬ初期構想だったため、そこには手をつけたくなかった。その部分はアクセント的に残し、より同時代的なサウンドへのシフト・チェンジを図った。時に冗長となりがちなジャズ~インプロヴィゼーションの要素をバッサリ切り捨て、ソウル・シーンを凌駕しつつあったダンス/ファンクのサウンドを導入することにした。ここで登場するのが、ギターのAl McKay。
 世紀を超えて今も続く、繊細かつ大味なEarthのダンス・ビートの土台作りに大きく寄与したのが、このMcKayであることは、誰もが認める事実。もちろん、彼独りの力でいきなり形作られたわけじゃなく、各メンバーの尽力があってこそだけど、McKayの持ち込んだカッティング技術が触媒となって、バンドの潜在能力をポテンシャル以上に引き出した。
 そんなメンツが『地球最後の日』で勢揃いした。その後は手探りしながら独自のサウンドを固めてゆき、遂に大きく花開いたのが、この『ブラックロック革命』といった次第。ちなみに、タイトルに「ロック」というワードが含まれてはいるけど、実際にはロックっぽさはほとんどないので、その辺は誤解のないように。

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 一般的にEarthといえば、70年代後半のディスコ路線が全盛期とされ、実際、代表曲も多い。それは確かだけれど、プレ=ディスコ期に当たる70年代前~中盤の作品もまた、根強い人気がある。特にレアグルーブの流れを経由してEarthを再発見した90年代以降の新規ユーザーは、前述のワーナー時代や80年代の低迷期と比べて、コア・ユーザーの中でも大きな割合を占めている。
 全盛期から多用されたシンセ系のキラキラしたアレンジは少ないけど、ファンクとアフロとのハイブリッドなリズム・コンビネーションや、ツイン・ヴォーカルの使い分けによるサウンドのバリエーションの豊富さなどは、スペイシーなハッタリや大仕掛けに頼らない分だけ、クオリティは高い。
 そりゃ「Fantasy」やら「September」やら「Boogie Wonderland」などの定番キラー・チューンと比べればインパクトは弱いけど、そういった代表曲が生まれる土台となっているのが、この時期の試行錯誤や音楽的な実験による賜物なのだ。
 なので、このプレ=ディスコ期のメロウ・グルーヴ全開のナンバーたちが埋もれてしまうのは、ちょっともったいない。

Head to the Sky
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1. Evil
 シングルカットもされたオープニングは、ジャジーなエレピがスムース・ジャズ的な効果を生み出しており、そこからさりげなくソフトなラテンのリズムをからませることによって、後世にも評価されるメロウグルーヴ的な味わいを演出している。今もそうだけど、当時もカリンバの音色をポピュラー・ミュージックに使用することは珍しく、それが逆に新鮮な感触。でも当時の邦題「悪魔の血」はちょっと…、という気がする。



2. Keep Your Head to the Sky
 アルバム・タイトルを含んだ2曲目、これもシングルカットされている。さらにテンポを落とし、ジャジーなメロウグルーヴが展開されている。ここでの主役は巧みなファルセット使いのBailey。シルキー・ヴォイスに合わせたコーラスも絶妙。メロディーを喚起させるベース・ラインとやたら前に出るシタールの調べ。そっと寄り添うエレピのオカズ。なんだ、もう完成されてるじゃん。でもやっぱり、邦題「宇宙を見よ!」はないと思う。コーダのアカペラ、Jessicaとのファルセット対決は聴きどころ。



3. Build Your Nest
 で、ここからが彼らの新境地となる。あくまでジャズ~アフロとちょっぴりラテンの順列組合せだったところに、McKayが持ち込んだファンク要素を大幅に増やしたことによって、グルーヴ感てんこ盛りのダンス・チューンがここに誕生した。どこかお上品に構えていた演奏陣にMetersばりのセカンド・ラインが注入され、ブラコン・ファンクの祖となった。

4. The World's a Masquerade
 フィリー・ソウルにスロウ・ファンクのリズムをねじ込んだような、比較的オーソドックスな仕上がりのソウル・バラード。レコードA面最後を飾るには、いい感じにドラマティック。ここは完全にWhiteの独壇場。

5. Clover
 B面トップは荘厳なピアノ・ソロ、そこから妖しげなラテン・フレーヴァーのメロウなグルーヴィー・チューン。サウンドの主体となるフルートとコンガがまた、Earthの別の側面を際立たせている。凡庸なラテンで終わらせていないのは、絶妙なコーラス・ワークと、案外転調の多い複雑な構成。3分過ぎから突然現れる、哀愁漂うギター・ソロがSantanaを連想させる。この辺が「ブラックロック」なのかな。

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6. Zanzibar
 ラストはなんと13分に及ぶ大作。ブラジルのアーティストEdu Loboのカバーということを、今回レビューを書くにあたって調べてみて、初めて知った。YouTubeにあった原曲を聴いてみたのだけど、結構リズムにアクセントがあって、何にも知らない俺のようなビギナーでも入りやすい楽曲である。ラテンでしかもファンキー、レアグルーヴ好きな人なら抵抗なくスルッと入ってゆけるはず。
 原曲は3分程度なので、ここでのヴァージョンはジャム・セッション風に各メンバーのソロ・パートが長くフィーチャーされている。主要テーマをもとにアドリブを膨らませるのは、もっぱらジャズのメソッドであり、なのでダンス/ファンクの要素はバッサリ切り捨てられている。ホーンの活躍がちょっぴり多めかな。
 こういったアプローチはこれが最後、次作『Open Our Eyes』からは、コンパクトにまとめられた楽曲が主流となる。



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北海道の中途半端な田舎に住む、そろそろアラフィフ男。ほぼ週1のペースで音楽ブログ更新中。節操ない聴き方と思われてるけど、自分の中では一貫してるつもり。 最近は蔵書の整理がてら、古い本を再読中。ジョン・アーヴィングから始まって、フィッツジェラルドやゾラ、モームなど、いわゆる古典の復習中。いつになったら終わることやら。新刊読めねぇや。
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